Short Story《超特急》

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『ねぇ、大丈夫？』





床にしゃがみこんでいる俺の顔を覗き込むようにさっきから何度も聞いてくるA。





…まぁその顔がかわいいんだけど、言ったら怒られそうだから言わない笑









『ねぇカイ聞いてる？』









その言葉と同時にAがより近付く。





それを利用してAの腕を掴み、座っていたイスを背に、グッと顔を寄せる。









『カイ…？』





2「…」






まだ喋る余裕のあるAに、おでこがくっつくくらいまで顔を寄せる。






『え、…』






驚きが隠せない表情で俺の顔を見ているAの目をそらさないまま額をぴったり合わせ、じっとみつめる。








『……』







みるみるうちに顔が赤くなってる気がするA。






…かわいい笑









・









5「…え、ちょ！何してんの！！
近い近い近い！！！」







いつの間にこっちに移動してきたのか、大声を出しながら近寄ってきたユーキさんによってAと俺の体が離された。









5「え？なにしてんの？A大丈夫？顔赤いけど？！」







2「落ち着けってユーキ」







なんか一人であわあわしてるユーキと、放心状態のA。









4「…うわ、ほんとに顔真っ赤じゃん。かわい」







タクヤは…



平常運転。笑







・







・








『…近すぎるよばか
死ぬかと思った』





顔を真っ赤にさせていうA。



あんまり見れないからレア笑






2「俺にやっちゃいけないことしたの誰だっけ？」






『…すいません』





2「まぁ、またされたかったらいつでも待ってるよ笑」





『もういい！！カイはいい！！』




2「俺以外はダメです〜」






ご機嫌ナナメになりながらリョウガのところに逃げたAさん。







・







・









…ちょっとやりすぎた？笑







まぁ、可愛い顔俺だけ見られたからいいか。笑

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