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5「あ、Aちゃん海くるよ」



4「それ言った」



『祐基先輩ニヤニヤしないでください!』



先輩2人から同じこと言われた。

まぁ、いつものことだけど…。





2「おつかれ〜」




ニヤニヤしている祐基先輩に突っかかっていると、キャプテンである海先輩が私たちの目の前に立っていた。





5「おつかれ」


4「Aちゃん、海にもタオルあげたら?」



『あ、はい!』



うしろのベンチに準備しておいた海先輩のタオルとドリンクを手に取って、渡そうとした…んだけど、手が滑ってドリンクを落としてしまった。




『わわわわすみません…!』



5「Aドジっ子〜」


4「いや祐基にだけは言われたくない言葉だろ」



2「大丈夫?Aちゃん、ケガしてない?足の上に落ちてない?」



拓弥先輩と祐基先輩がいつもの言い合いをしている中、海先輩はしゃがんでいる私の目線にわざわざ合わせてくれた。




『は、はい!大丈夫です
あの、ごめんなさいボトル…』



2「んーん、壊れてもないみたいだし、Aちゃんが怪我なくて良かったよ」




そう言って、私の頭に大きな手を乗せて優しく笑う海先輩。





…ヤバい、軽く死。




2「Aちゃん耳真っ赤だけど大丈夫?
今日日差し強かったからかな」



『あっ、あの、大丈夫です!慣れっこです!』




慣れっこってなんだよ…



いきなりの出来事に頭の中が大混乱を引き起こして日本語も意味不明になってる。





2「そ?無理したらダメだよ
Aちゃんがもし倒れでもしたら俺心配すぎて練習どころじゃなくなっちゃいそうだからさ笑」




…うん。


それはマネージャーがわたし一人だから部活も大変になるだろうし、"後輩" として言われてること。



わかってるけど、これは…浮かれちゃう。





『大丈夫です、私元気が取り柄なので!
海先輩、私が元気すぎて心配になるかもですよ笑』




2「はは、なにそれ笑
ま、何かあったらすぐ俺に言うんだよ?いつでも話聞くから。」




先に立ち上がった海先輩に手を引かれ、私も立ちあがる。





2「あ、俺コーチに呼ばれてるんだった。
ちょっと行ってくる」




『あ、はい!行ってらっしゃい!』




2「行ってきます」




最後に、私の頭を軽くポンポンと撫でてからさっき来た道を走っていった海先輩。







『……まじかぁあ』

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なぎ(プロフ) - まるさん» 大変申し訳ございません。確認の上、解除致しました。こちらの確認不足で不快な思いをさせてしまい、本当に申し訳ございませんでした。 (2018年12月20日 6時) (レス) id: 8a4cbf7c6d (このIDを非表示/違反報告)
まる - それでなくてもオリジナルの新着には二次創作が溢れかえっています。違反作品をこれ以上増やさないで下さい (2018年12月20日 0時) (レス) id: fa60820a6c (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい、違反行為です。外し忘れ、とか言う軽い意識はおやめ下さい。作品を消されても仕方ない行為です。オリジナルの新着に二次創作が上がってくる事を不快に感じる人もいます (2018年12月20日 0時) (レス) id: fa60820a6c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴやな | 作成日時:2018年12月20日 0時

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