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『もう祐基、髪の毛ぐしゃぐしゃになっちゃうよ』
5「えー？」
なんて2人で笑っていた時、教室の扉から聞き馴染みのある声が。
「祐基？」
5「あ、海！」
『え、小笠原くん？』
振り向くと、小笠原くんが立ってた。
2「え、A？祐基Aといたの？
ってかこれなにどういう状況？」
5「え？
あ、ごめんついいつもの癖で」
2「ふーん…」
早口でそう言いながら教室に入ってきた小笠原くん。
意識してなかったけど私と祐基は結構至近距離。
…たしかにこれだけみたら誰でもそうなるよね。
でも心做しか小笠原くんはすこし不貞腐れてる表情を浮かべているような…
5「まーまー、ほら、Aあげるから許してよ」
『え？！ちょ、祐基？』
それを見たのか、祐基はさっきまで相談に乗ってくれていたとは思えないほど強引に私を小笠原くんの方に向かせる。
5「ほらほら早く早く
あ、それとも海がいいっていうなら…」
2「んなわけないし」
すると、パッと私の方にむきなおり、私に手を差し出して、行こ？と優しく微笑む小笠原くん。
その表情と仕草だけでも照れてしまう。
『うん…、』
手を無視することもできないから、控えめに握ると、小笠原くんがぎゅっと繋ぎ直してくる。
5「リア充だ
海がリア充だ！」
2「ちょ、声でかい！
もう行くよ」
5「行ってらっしゃーい」
『あ、ちょ、お弁当…！』
小笠原くんに手を引かれながら祐基の方を振り向くと、口パクで "片付けとく" と言われたので、お言葉に甘えてお願いし、小笠原くんの背中に目線を移す。
2「……」
『……』
教室はとっくに通り過ぎたし、どこに向かってるのかわからないこの状況。
…正直気まずい。
小笠原くん、何考えてるんだろ…
そんなことを考えながら歩いていると、小笠原くんの足が止まった。
2「ここで話そ」
『う、うん』
2「あっち座ろ」
そう言われて着いたのが、屋上に行くための階段。
…人気はありそうにもない。
上の方に行き、扉に近い方の階段に二人並んで座る。
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なぎ(プロフ) - まるさん» 大変申し訳ございません。確認の上、解除致しました。こちらの確認不足で不快な思いをさせてしまい、本当に申し訳ございませんでした。 (2018年12月20日 6時) (
レス) id: 8a4cbf7c6d (このIDを非表示/違反報告)
まる - それでなくてもオリジナルの新着には二次創作が溢れかえっています。違反作品をこれ以上増やさないで下さい (2018年12月20日 0時) (レス) id: fa60820a6c (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい、違反行為です。外し忘れ、とか言う軽い意識はおやめ下さい。作品を消されても仕方ない行為です。オリジナルの新着に二次創作が上がってくる事を不快に感じる人もいます (2018年12月20日 0時) (レス) id: fa60820a6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴやな | 作成日時：2018年12月20日 0時
