君と私だけの秘密 (ページ8)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:5,755 hit

8 ページ8

Yu side

IM 「佑、来て来て！」

俺が複雑そうに見ているのを察したのか
いずみと彪我が俺の方を見て手招きをする

2人に手を引かれて来たのは裏庭

『あー俺どうしようかな』

Hg 「嫉妬してたでしょ。佑」

『やっぱりバレてた？ダメじゃん俺』

IM 「佑は不器用だね～ .. 笑」

『いずみと彪我にだけは言われたくないけどね』

IM 「なんでよ！笑 .. ってまあ兎に角！」

Hg 「亮の気持ちは俺達聞いてないから
俺達佑だけを応援する事は出来ないけど」

IM 「私達がこういう時に連れ出して話聞いて
あげる事位は出来るから、何でも話しなね？」

『ん ... 有難う、』

俺が想うAへの気持ちを、今ぶつけても
きっと何も変わらないしAを困らせるだけだ。

こうやって5人で楽しく過ごせてる今を
亮と俺のせいで壊してしまうのは違うから ..

だから喧嘩なんかしない

その後俺のAへの気持ちを本人に伝えられない
から代わりに2人にぶつけまくって笑われたけど笑

だけど馬鹿にする事なんてなくて俺の話最後まで
ちゃんと聞いてくれるし、亮の気持ちまで考えて

行動出来るこの2人は本当に根っからの良い奴。

今俺の前でイチャつく2人を見て

『早く付き合えよ .. 頑張れよ、応援してんだから』

そう小声で囁いたのは俺だけの秘密。