正体 ページ5
街から城に帰ると、玄関でアロンさんが出迎えてくれた
幼馴染はアロンさんにさっきの状況を伝えた
状況をきいたアロンさんは私の方を見て困った顔をした
AR「まずA様は部屋に戻りましょう。今後について話し合いましょう。ジョンヒョンさんはどうします？」
JR「俺もついていくよ」
ほかの召使いさんに連れられ、部屋着のようなものに着替えさせてもらった。
正直、着替えは自分でできるから置いといて欲しいというとガチで驚かれた
女王ってほんとどんな性格だったのよ
召使いさんに連れられ、会議室のような場所についた
アロンさんと幼馴染は先についたのか席に座っていた
AR「まず、ジョンヒョンさん。貴方はこのAの話を落ち着いてきいてほしい」
何だかんだ言って私のことを信じてくれたんだアロンさん。
私なら信じられない出来事なのに。
アロンさんと目が合い、頷く
そして私は身に起こったことを全て話した
私は女王じゃない、普通の人だという事。
JR「薄々、目覚めたときから思ってたよ。俺のこと誰って聞いた時はびっくりして逃げちゃった」
あれ、聞こえてたんだなんだ。
貴「てか！信じてくれるんですか！！」
AR「はい。私は信じます。 少なくとも貴方じゃない女王は敬語なんて知らないし、召使いに行儀よくしないし、街に出たらワガママ放題。親が甘やかしすぎたんですね」
JR「親御さんバカにするなアロン。」
AR「失礼。えっと、名前はA様で反応したのでAなんですか？」
貴「どうやらそのようです」
AR「異国の地で怖かったでしょうに。」
優しい目をして身を心配してくれるアロンさん。
何かあったらすぐ言ってねって言って笑ってくれるジョンヒョンさん。
この世界優しい人多すぎる
AR「とりあえず、元のせかい？とやらに帰るまで姿は女王ですから、政は行なって頂きたい。」
JR「まずは一週間後の会議だよね。人を呼ぶよ」
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作者名：儚 | 作成日時：2018年3月14日 19時
