泡沫のように消えた君（2） (ページ16)

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どうしたいのページ16

樹のしゅっぱーつしんこーーーの合図で

それぞれ乗る車に移動した

助手席には北斗がいて何だか楽しそう

『北斗楽しそうだね』

松「楽しいよ笑」

『良かった笑』

1番最後に駐車場から出て順調にスポットの写真を撮っていく

40分以内って、ちょっと短くない？笑

『 40分にしては撮れたんじゃない？』

松「スカイツリー行くかぁ」

『そーしよ』

よくドライブに行くから道順はスムーズに行けて

結構取れたと思う分かんないけど

スカイツリーの集合場所に着いたらまだ誰もいなくて

まさかの1番だった

スタッフからは待ってて〜と言われて

適当にたわいもない話を北斗としてた

松「なぁA 」

『ん？』

松「髙地のことなんで避けてんの？」

『え、避けてなんか、』

松「丸分かりだよ」

『 …… 』

松「俺と慎太郎と京本は気づいてるよ」

『仕方ない、じゃん』

仕方ないことなんだよ北斗

だって、メンバー内で恋愛なんてダメでしょ？

反対派でしょ北斗とか特に

松「 Aはどうしたいの」

『どうしたいもこうしたいも、』

松「付き合いたくないの？好きなのに」

『付き合いたいよ、そりゃあ…でも』

松「 1回素直になったら？髙地最近元気ないじゃん」

素直になるって、無理だよ

ねぇ→←作者