ハマの天使ちゃん

もしもあの選手と付き合ったら…！？ その1 ページ40

梶谷隆幸さんVer.


今日は待ちに待ったデートかと思ったのに
土砂降りの雨でお家デートすることになりました

A｢隆幸さん｣

私の彼氏は見た目はチンピラっぽいけど
子供が好きで、案外優しい人です

梶谷『どうした？』

A｢暇です｣

梶谷『じゃあ…こっちおいで』

手招きされて隆幸さんの所に行ったら
手を引っ張られて隆幸さんの膝の上に座っている体制になりました

梶谷『やっぱりAの匂い好き』

A｢そうなんですか？｣

梶谷『うん、落ち着く』

ぎゅーっと後ろから抱きしめてくる隆幸さん
こんなこと滅多にないから驚いてる

A｢隆幸さん？｣

梶谷『んー？』

A｢今日は甘えたさんですね｣

梶谷『遠征でしばらく会えなかったから』

ずっと寂しかったと隆幸さんは言ってきた
なんかもう愛おしく見えてきた

A｢隆幸さん可愛いです｣

梶谷『うるさい…ねぇ、こっち向いて』

隆幸さんに正面を向かされて
ちょっとだけ恥ずかしくなった

A｢なんですか？｣

梶谷『…好きだよ』

隆幸さんは私の頬を撫でて
自然と目が合ってそのまま口付けをした

A｢たまには甘えてくるのもいいですね｣

梶谷『恥ずかしいわ、なぁ』

A｢隆幸さん？｣

隆幸さんは私をソファーの上へと押し倒してきた

梶谷『また明日から会えなくなるから充電してもいい？』

A｢えっ、でも…ひやっ｣

梶谷『拒否権なんてないから』

甘えん坊のうさぎさんからガウガウの狼さんになっちゃった隆幸さんに愛されました

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