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story9 ページ10

そして放課後
場所は駅前の喫茶店

A「やっと、食べれるー!いっただきまーす!!」

坂本「なぁ」

A「んー?」

モグモグいちごパフェを食べていたら勇人が心配そうな顔をしてきた

坂本「その…首元の赤い跡なにした?」

A「え?…あっ、えーっとそう!蚊に刺されたの!」

坂本「お前アホちゃう?まだ冬やで」

A「えーっと…その…」

困っていたら勇人がはぁーっとため息をついて、温かいコーヒーを飲んで私の方を見た

坂本「それ、川端さんにつけられたんやろ?」

A「まぁ…うん。」

坂本「あの人には気をつけろよな」

A「なんで気をつけないといけないの?」

坂本「そのうち教えるよ」

ちょっとムスッとしたら、勇人が少し微笑んだ
川端先輩の話をすると何か不機嫌になる勇人
よくわからないな…

A「それにしても美味しいわ」

坂本「俺にもちょうだい!」

A「んー、少しだけね」

坂本「ありがとう」

私と勇人は4年ずっと一緒に居るけどやっぱり安心するし、居心地が良い。
傍から見れば恋人っぽく見えるけど、勇人は大切な親友かな…うん。

坂本「あ、やべーもうこんな時間じゃん」

A「もう20時なのね!早いなぁ」

坂本「送って行くよ、危ないし」

A「ありがと!」

夜道は確かに怖いけど、1人じゃないから安心して帰った

A「あ、私こっちだから」

坂本「家まで送るよ」

A「いや、目の前のアパートだから…ありがとう」

坂本「うん…じゃあ、明日な」

A「うん、バイバイ」

寒い夜だからさっさと部屋に入って部屋を温めようとした

A「ただいま…って居るわけないか」

一人暮らしの私は家に帰っても誰もいるわけがない
最初は寂しかったけど、もう慣れたからいいけどね

A「はぁ…」

"可愛いな"って川端先輩に言われて嬉しかったな

A「うわー付き合いたいな」

なんて思ってたら川端先輩からLINEが来た

慎吾体調大丈夫か?
Aまぁなんとか…
慎吾それなら良かった
Aなんかすいません
慎吾別に…じゃあ明日な、おやすみ
Aおやすみなさい

A「川端先輩って…ツンデレなのかな?」

LINEを見返してたら基本的にツンツンしているけど、たまにデレたりするから驚く

A「はぁ…早く明日にならないかな」

私はスマホを充電してゆっくりとお風呂に入って寝た

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にゃあ - 面白かったです!更新はされない予定でいらっしゃいますよね…。 (2020年1月31日 23時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 面白かったです!川端選手と一緒で、嬉しいです (2019年2月2日 22時) (レス) id: 85277bc3a9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆか | 作成日時:2017年1月18日 8時

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