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A｢寒っ！｣
新井｢Aーしっかり腕振って走れー！｣
A｢無理無理、新井先生変わってくださいよ｣
新井｢絶対に嫌じゃ(笑)｣
マラソン大会が近いこの季節
マラソンの練習コースの所々に体育の先生が立っているので歩いたらリタイアにされてしまうのでずっと走りっぱなしです
A｢疲れた…｣
坂本｢お先にー！｣
A｢はぁ！？早くね｣
実は体育は得意な私
さっきまで後ろを確認してたら誰も付いて来ていなかったからゆっくりと走ってたら勇人に抜かされた
坂本｢俺がAに勝ったらパフェな｣
A｢そんなん絶対嫌だわ！！！｣
全速力で急激な坂道を駆け上がった
いつもだと坂道はノロノロと走っているが今日はそうはいかない
鳥谷｢Aー！ペース上げすぎだ！｣
A｢今日だけ許してくださぁぁぁい！！！｣
鳥谷｢はぁ？…って勇人も上げすぎだ！｣
坂本｢許してくださぁぁぁい！！！｣
坂道で勇人を抜かした
あと数メートルでゴールなので最後の力を振り絞った
A｢っ…はっ、きつっ｣
坂本｢大丈夫かっ？｣
隣に並んできた勇人
抜かすのかと思ったけど声を掛けてきたから驚いた
A｢抜かさないの…っ？｣
坂本｢抜かすわけないやん｣
とか言いつつ若干抜かしている勇人
優しいなとか思ってたけどやっぱり撤回で
A｢ゴールまでダッシュ！｣
坂本｢あ！待てや！｣
ゴールまで全力ダッシュしたら
私が先にゴールしました
A｢イエーイ｣
勇人にドヤ顔＆Wピースをしてやったら
悔しそうな顔をした
坂本｢腹立つわ〜(笑)｣
A｢まぁまぁ、パフェ決定ね｣
坂本｢あーも、わかったわ！｣
タイムも勇人のおかげで上がったし感謝感激！
A｢んー…あっ、｣
校舎の方を見上げたら川端先輩と目が合ったが逸らされてしまった
坂本｢どうしたん？｣
A｢ううん、なんでもない…体育館に行こ｣
坂本｢お、おん｣
私は川端先輩しか気付かなかったけど、もう1人私のことを見ていた人がいた
山田side
康晃と話していたら勇人さんと川端さんのワンコちゃんを見かけた
山田｢へぇー、あの人なんだ｣
山��｢哲人？｣
山田｢あぁ、ごめん｣
康晃も教室の窓から見て指を指した
山��｢あの人狙ってるの？｣
山田｢さぁ？どうなんやろ｣
康晃にそう言うと俺は机に伏せた
山田｢村松A…面白そう｣
そう呟いて授業が終わるまで寝た
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にゃあ - 面白かったです！更新はされない予定でいらっしゃいますよね…。 (2020年1月31日 23時) (
レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 面白かったです！川端選手と一緒で、嬉しいです (2019年2月2日 22時) (レス) id: 85277bc3a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆか | 作成日時：2017年1月18日 8時
