１８９ 小平太VS小平太 ページ45
小平太「どんどーんっ！」
月は頭を押さえた。
…………そして叫んだ。
「やりすぎだーっ！！！！！！」
木々はなぎ倒され、地面はできるはずのないクレーターができ、美月の世界の小平太はボロボロだった。
「殺さない程度にって言ったよね？ちょっと！聞いてる！？」
小平太の胸倉を掴み、揺さぶる。
小平太「勿論だ！だからいけどんに手加減した！私なりに！」
「あんたのいけどんに手加減は二度と信用しないっ！」
まさか一方的に攻撃し、過去の事を説明してないとか言わないだろうか…
小平太『っ！……やるな…わたしっ』
「なんか…微妙な絆ができてるし！」
小平太『私だって…他の上級生だって嘘か本当かの話は…お前達の話を聞けば…分かるさ…』
「…なら、なんで美月の話は聞かなかったの」
これは皆が疑問に思っていることだった。
小平太『…これだけでは済まされないとはわかっている。だが、もうこれ以上深入りしたくなかった…それだけだ』
月と、もう一人の小平太の目の色が変わった。
小平太『それにな…天女様が…私達の中で一番の存在になっていたんだよ』
小平太「お前っ「まって」なんだ？」
「なっていた？なっているじゃなく？」
地面に体を伸ばしたまま、小平太は鼻で笑う。
小平太『はは…自分でも不思議だよ……さっきまで…天女様と、三年前の出来事しか頭になかったのに…お前達の話を聞いたら…何かから解放された気がする…美月に…会いてぇよ…』
自然と目からは涙が大量に出ていた…
小平太「月…」
「うん…妖術がとけかけている…僕達の時と同じだよ」
泣く小平太にゆっくりと近づく。
「天女様の妖術が解けたとしても…皆の誤解が解けたとは思えない。でも…今の気持ちが…三年前には必要だったってことは忘れないで…あとは君達の問題だ。よく話し合え。じゃないと…僕は…動くよ？」ﾆﾔｯ
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ティファニー(プロフ) - ちかぱさん» リア友とも相談して全てのENDを載せることにしました！時間はかかってしまいますがよろしくお願いします！ (2017年10月28日 22時) (
レス) id: cf802c1ddb (このIDを非表示/違反報告)
ちかぱ - 結末のアンケートは、三年間の時間を取り戻すに一票でお願いします。 (2017年10月28日 21時) (携帯から) (レス) id: 36732e8268 (このIDを非表示/違反報告)
ティファニー(プロフ) - ちかぱさん» 書いててマイペース過ぎるだろ！これ！って思ってました（自分でも）。でもタカ丸さんのイメージが…！ (2017年10月22日 11時) (レス) id: cf802c1ddb (このIDを非表示/違反報告)
ティファニー(プロフ) - ミラ@サブさん» はい！頑張ります！応援ありがとうございます！ (2017年10月22日 11時) (レス) id: cf802c1ddb (このIDを非表示/違反報告)
ティファニー(プロフ) - 月子さん» 書いてて私もそう思いました(笑)私の考えるタカ丸のイメージとは…一体… (2017年10月22日 11時) (レス) id: cf802c1ddb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ティファニー | 作成日時：2017年9月17日 23時
