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皆がいなくなり、残されたのは互いの下級生、くの一のみ。
「んー、そんなに睨まない睨まない」
ﾄﾓﾐ「だって！」
伝七「そっちの僕達は！」
『ううん、とても優しくしてくれたよ』
「マジでいい子達だから…だから…手に持ってるものしまおう？ね？」
「「はーい」」
ヤバめのものをしまい、わらわらと美月の側に固まりはじめた。
『わっ…！』
左吉「寒いだろ？破れてるし」
団蔵「わっ！左吉イケメン！」
数馬「傷に触れないようにね」
ｼｹﾞ「手握ってあっためましゅ！」
ﾄﾓﾐ「ずるい！じゃあ私はもう片方の手ね！」
わいわい騒ぐ様子を、寂しそうに、羨ましそうに見つめる美月の方の下級生。
乱太郎「…何してるの？」
乱太郎『…あ、いや』
きり丸「見てねぇでこっち来いよ」
しんべェ「美月先輩の事が好きでしょ？」
『『！』』
ﾕｷ『いいの？』
「「勿論」」
ぱああっと、効果音がつきそうなくらいの笑顔で美月達の中へとまざる。
一平『傷大丈夫？』
孫次郎『守られてばっかりでごめんなさい』
『もう大丈夫だよ？少し動くと痛いけど…私が守りたいって思ったんだもの。謝らないで…あ！狼さん。無事に送り届けてくれたんだね。ありがとう』
未だに左門と三之助を乗せた世話好き狼。すっかり仲良くなっていた。
左門『お陰で助かった！』
三之助『無事に皆に会えたし！』
狼『ﾜﾌｯ!』
美月に頭を撫でられ、すごく嬉しそうだ。
彦四郎「でも！二人とも無茶しすぎ！」
「ゴメンゴメン！でもお守りのお陰で皆に助けてもらえたしよかったよ」
作兵衛『あの天に掲げていた？』
もう一度あのお守りを皆に見せると、山伏の三治郎は…
三治郎「うん！あれは不思議な力を感じるよ！ね？」
三治郎『僕もそう思う！』
やはり特別ななにかを感じるらしい…
「…さて、僕はちょっとここをはずすよ」
久作「あ！まだ傷が」
「ん？あー、血もおさまって大分良くなったし。僕はこれから先生方と上級生の様子を見てくるからさ。皆美月の側にいてあげて」
月の真剣な表情から皆は黙って頷く。
『月ちゃん…』
「心配しないで！美月！すぐ戻るから」
そういって月は駆け出していった。
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ティファニー(プロフ) - ちかぱさん» リア友とも相談して全てのENDを載せることにしました！時間はかかってしまいますがよろしくお願いします！ (2017年10月28日 22時) (
レス) id: cf802c1ddb (このIDを非表示/違反報告)
ちかぱ - 結末のアンケートは、三年間の時間を取り戻すに一票でお願いします。 (2017年10月28日 21時) (携帯から) (レス) id: 36732e8268 (このIDを非表示/違反報告)
ティファニー(プロフ) - ちかぱさん» 書いててマイペース過ぎるだろ！これ！って思ってました（自分でも）。でもタカ丸さんのイメージが…！ (2017年10月22日 11時) (レス) id: cf802c1ddb (このIDを非表示/違反報告)
ティファニー(プロフ) - ミラ@サブさん» はい！頑張ります！応援ありがとうございます！ (2017年10月22日 11時) (レス) id: cf802c1ddb (このIDを非表示/違反報告)
ティファニー(プロフ) - 月子さん» 書いてて私もそう思いました(笑)私の考えるタカ丸のイメージとは…一体… (2017年10月22日 11時) (レス) id: cf802c1ddb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ティファニー | 作成日時：2017年9月17日 23時
