レペゼンの最年少 Ⅱ (ページ34)

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過去編ページ34

私が大阪に戻ってきて3日が経った。

実を言うと後悔してる。でも戻る訳にもいかない

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

『はい…え？ゆう、』

扉を開けた先にはゆうにぃが居た。
私を見るなり強く強く抱きついてきた

『なん…で、』

チバ｢それはこっちのセリフだバカ｣

『と、取り敢えず中入って』

ゆうにぃは黙って家の中に入った

『えっとその、｢はんかくさいからやめれ！｣…ごめんなさい』

チバ｢なんかあったんやろ…｣

『うぅ…』

チバ｢ゆっくりでいい。話して｣

『あのね。幸せな暮らしが怖かったの』

女の人から言われたこと、全て話した。

チバ｢分かった…どうする？東京戻るか？｣

『ううん。大阪居る』

チバ｢A居ないとあいつらどうなっとうと思う？仕事もせんし女遊びもせん！ただボーっとしてるだけ。俺が知っとうレペゼンじゃなくなってる。ほらって写真見せたいけど撮れんくらいの空気だべ｣

『でも、それは』

チバ｢それは？何？あいつら…俺も含めレペゼン地球はAが居ないとやってられん｣

『…レペゼン地球はAが居ないほうがいいんよ。いつかドームに立つんでしょ？Aはファンの立場でしっかり見とうから、、お願い』

チバ｢戻りたくなったらいつでも連絡して。｣

『うん…』

チバ｢あと、誰にもここのこと伝えてないから。みんなには引越ししてたって伝えるつもり｣

『ごめんね、ありがと』

チバ｢そのかわり、また来てもいい？｣

『いいよって言いたいとこやけどダメ。』

チバ｢よね。ごめん。もう俺帰るわ｣

『気を付けてね』

チバ｢おう｣

『あ、ゆうにぃ！！』

チバ｢うん？｣

『レペゼン地球が世界一！！笑頑張ってね！！』

ゆうにぃは親指を立ててニコッとした後振り返り帰っていった

気まずかったけど最後に言えて良かったなぁ

～～

｢ねぇ！A！見た？言ってた動画！｣

『んー。なんだっけ』

｢もー！だからレペゼン地球だって！｣

『…レペゼン地球？また見とくね』

｢そう言ってAは全然見てくれないんだから｣

それからは普通のJKとなった。いや、元の生活に戻ったと言うのが普通か。

レペゼンの動画最近はちょっと見れてなかったなぁ
なんか急に見てるのも辛くなってきた。会いたくなっちゃうから。