今日だって君を (ページ14)

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MH sid

初登校から数日経った日、いつもより遅く家を出てしまい遅刻ギリギリで急いでいると教室に入るのを躊躇している人がいた。

大丈夫ですか？と声をかけると人がいるとは思っていなかったようで驚いていた。

　｢っえ！あ、す、すみません。」

　｢僕、初日休んでしまってちょっと入りずらかったんです。」

と続けて話す彼。僕は遅刻しそうだったのを思い出して彼の手を引いて教室に入った。

MH｢僕の前の席ですよ。あと急に引っ張ってしまってすみません。」

遅刻ギリギリだったのでと言い終わるとチャイムがなった。

タイミングがあまりにも完璧だったので僕達はお互いの顔を見て笑った。

｢ㅎㅎありがとうございます。あの僕イ・ソクミンって言います！」

DK｢よろしくお願いします！」

MH｢僕はシュウ・ミンハオって言います。よろしくお願いします。」

僕達が自己紹介をした後に先生が入ってきて授業が始まった。

それからお昼までの間席が前後ということもあり、休み時間中はソクミンくんと話していた。

お昼になりミンギュがお弁当持ってこっちにやってくると僕達の会話を聞いて硬い硬いなんて言うので僕達はお互いに敬語も外し、ソクミナ、ミョンホと呼び合うようになった。

ソクミナは思ったよりも元気な性格でミンギュと一緒にこのクラスを盛り上げていた。

ソクミナやミンギュとも仲良くなり数日経った頃廊下が騒がしかったので覗きに行くと

HS｢なぁなぁ！Aの幼馴染ってどんな奴だとおもう！？」

俺はー！とか大声で歩いてる先輩らしき人とその人を叩いて静かにできねぇのかよと言っている人。

その後ろには大陸の奇跡と思えるほどの顔の人とキツネのような顔の人。

と一緒にいるヌナがいた。僕は思わず

MH｢ヌナ？」

と声に出してしまった。

声に気づいたのか先程のヌナと一緒にいる人達が一斉にこちらを向いた。

あー、やってしまったな。と思った時にはもう遅く、

JN｢ねぇねぇ！君Aの幼馴染なの！？」

JN｢あ、名前はなんて言うの？僕はムン・ジュンフィ！」

よろしくー！と僕は質問攻めをされていた。そのとき、

MG｢あれー！おぬよん！なんでここにいるの！！」

もしかして俺に会いに来てくれたのー！？と騒ぎながら僕達に近づいてきたミンギュ。

おぬよんと言う人はとても嫌そうな顔をして

WN｢違う。ただこいつらについて来ただけ」

とミンギュに言い放った。