18話 _御茶会議と銃撃戦 ページ19
降谷side
「近々例の件に,他の部署が入ってくると思う。
関わることになるだろうから,把握しておいてくれ」
そう言われたのは突然だった。
(他の部署…だと？今の捜査では駄目なのか？
いや,それよりも何処の部署なんだ？)
降谷は3徹を超えた頭を捻るもその考えは纏まらない
1人寂しいオフィスで,報告書を書き込んでいく中。
ふと扉が鳴り,開かれる。
??「失礼。�狡廟彜覯莢櫚瓩亮圓任后�
降谷 零さん,いらっしゃいますか？」
いやに高い声だった。ただそれは鈴を転がした様に
綺麗な声だった。
『ああ,俺だが…
(追跡企画課？そんな部署あったか？)』
??「突然の訪問済まない。
少し語らないかい？ああ,別に強要はしない。
ただこれから関わることになるからね。」
茶色い髪と目を合わせ持った彼はそう言う。
『構わない…が。』
??「それは有難いことだね。
ああ,名乗っていなかったね。
これでも追跡企画課の局長なんだ。
宜しく頼むよ。」
ﾆﾍﾗと笑う男は何故か少し眩しかった。
もう何年だって顔を見れていない男とふと容姿を
重ねる。差し出された手を,俺は握る。
『降谷零です。宜しくお願いします。』
矢「そんな堅苦しくなくても。
俺の部署では上下関係は気にしない。
そうしてくれると嬉しい。」
上下関係が成り立った警察という組織でそれがない
とは…どれ程なのか。その様なことが出来ている彼に好奇心を感じる。
『ああ,宜しく矢絣。
所で茶も何も出せないのだが…』
矢「や,構わない。そうだろうと思って
少々買ってきた。」
ほらと言われて見せられたのはレジ袋。
ペットボトル飲料と弁当が幾らか。
『用意周到だな。ああ,そこに座ってくれ。』
矢「これでも上の立場なんだ。気にしないとね。
ここか？ここ誰のデスク？」
『そこは元から空いてるんだ。
資料分けには役立っているから気にはしないが』
矢「へぇ。そうかいw」
ガサガサと袋の中身を探りながら笑う矢絣。
とても明るい茶色のその目には,綺麗な光を見る。
矢「降谷？お前寝てる？」
音が止んだ中,心配そうにこちらを見つめる男。
何だか嘘がつけなくて
『…絶賛3徹している…』
矢「3徹…俺死ぬなぁ。こんな見た目の割に体調
崩しやすいんだよ。」
2徹で倒れるかと思ったとぼやく。
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ブルードーナツ(プロフ) - とても面白いです！このストーリー好きです！ 部外者が言うのもアレですが、友人さんには友人さんの凄いところがあり、貴方様には貴方様にしかない凄い所があると思います！比べるというのはつらくて悲しいかも知れませんがいつでも戻って来られる日を楽しみにしてます (2022年5月18日 20時) (
レス) @page28 id: e782ba2d12 (このIDを非表示/違反報告)
エイム(プロフ) - すごく面白くて俺はこの作品が大好きです!。俺も似たような感じなので少し分かります。だからなんだと言う話なのですが(苦笑い)。この話をこの世に出してくれてありがとうございました (2020年6月15日 1時) (レス) id: 749cfc485c (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 面白かったです！とても字の見やすさなどが全て素敵でした！ いつでも帰ってきてください！楽しみにしています(*^^*) (2020年5月3日 2時) (レス) id: 76b5c128be (このIDを非表示/違反報告)
Kir。(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます。どうなっていくのかは不明ですができる限り続けていきたいと思います。よろしくお願いします (2019年12月27日 14時) (レス) id: a29ffa2330 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 面白かったです。。更新楽しみに待ってます (2019年12月27日 8時) (レス) id: 7c49b78205 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kir。 | 作成日時：2019年9月15日 22時
