想い出�� ページ8
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JI「ヌーナ、今日もお邪魔します！」
高校2年生の冬休み。
殆ど毎日のように来るジョンイン。
今日はこの地域では珍しく雪が降っていた。
それなのに彼は防寒具もせずやってきた。
「本当に元気ね、ジョンイナ。」
JI「雪だからテンションあがる！」
嬉しそうに早口で喋るジョンイン。
寒さで頬が少し火照っていて可愛らしい。
ずっとあがりっ放しな彼の口角。
窓から見える外の景色は真っ白だった。
時々通る車がタイヤの跡をつけて走っている。
今日は室内でも寒いな。
私は暖房の温度を1度あげてリビングで寛ぐ。
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CY「A、俺コンビニ行ってくるから。
何か欲しいもんある？」
「あ〜〜、肉まん。」
CY「了解。ジョンイナの面倒よろしくな。」
「はいよ〜」
面倒を見るほどの歳でもないけどね。
ふとジョンインに目をやると、室内で飼っている私達の愛犬のトイプードルと戯れている。
ふふ、可愛い。
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ジョンインが急にこちらを見た。
ずっとジョンインを見つめていたことがバレて
恥ずかしくなって思わず目を逸らしてしまった。
JI「ねえヌナ、」
「ん？」
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JI「一緒に近くの公園行かない！？」
ぱーっと笑顔になるジョンイン。
そんなに雪の中遊びたいのか。
私は室内でも寒くて耐えられないというのに。
「やだよ〜、チャニョルに肉まん頼んだし。」
JI「5分だけ！ね？だめ〜？」
珍しく、いや珍しくないか。
駄々をこねるジョンインにうち負けた。
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作者名：おてむ
| 作成日時：2018年1月3日 19時
