告白 ページ25
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LN「私、セフンが好きなの。」
「えっ、」
そうだったのか、全然気づかなかった。
普段からあまり話しているところは見かけない。
セフンはルナの事を"ルナさん"と呼ぶし、
親しい間柄には到底見えないというのが本音。
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LN「だからあんたに嫉妬するし、気分も良くない。
出来ればセフンと話してほしくないの。」
ここまでストレートに言われるなんて。
ルナは本当にセフンの事が好きなようだ。
でも私はセフンと親しい間柄ではない。
何故私なんかに嫉妬するんだろう。
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「ごめんけどそれは出来ない。」
LN「..............っ。」
口を噤むルナ。
目を逸らしてただ外を見つめている。
「でもセフンと私はそういう関係じゃない。
私はセフンのことをただの後輩だとっ、」
LN「あんたのそういうところ大嫌い！！！」
ルナが大きな声を出して立ち上がった。
店員さんも少ないお客さんも驚いている。
「ルナ、」
LN「あんたの言い方は全部嫌味に聞こえる！！
今だって私を見下してっ！！」
気づいたらルナは涙目だった。
どれほど私と比べてきたのだろうか。
なんの取り柄もない私なのに。
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JM「あれ、Aとルナさん？」
たまたま仕事帰りに来たジュンミョンオッパ。
店内に入るなり、異様な空気を察して心配している。
ルナは耐えられなくなってお店を出ていった。
JM「どうした、何かあった？」
「いや、特に...」
そう言うと困ったように笑うオッパ。
まあ確かに普通の雰囲気ではなかったのは確か。
呆然とする私の肩をトントンと叩いて慰めてくれた。
JM「帰ろうか。」
今来たばかりなのに申し訳なくて、
「私だけ帰ります」と言っても無意味だった。
オッパはかなりお人好しだから。
ルナと私の抹茶ラテのお金だけ払って
お店を出ていくジュンミョンオッパ。
「オッパ！それはっ、」
JM「いいから。さ、早く帰ろう。」
元気の無い私の肩を組んで歩くオッパ。
私は本当に先輩に恵まれている。
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作者名：おてむ
| 作成日時：2018年1月3日 19時
