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キムカイ ページ13
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"ジョンインが亡くなった"
彼の御両親からその事を聞いたのはあれから半年後。
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フランスから韓国行の飛行機が海に墜落した。
その飛行機にジョンインが乗っていたらしい。
海に墜落ということもあって、
殆どの人が行方不明になり死亡扱いされた。
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お葬式が行われ、私とチャニョルも顔を出した。
遺体が見つかっていないので、最期に彼の顔を見ることさえ出来なかった。
ジョンイン、貴方が憎い。
最期に話したのがあの国際電話だということも。
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大学を卒業し、チャニョルと同じ企業に就職。
そこで出逢ったベッキョンと今は交際している。
ジョンインの事があって以来、男性が苦手だった私に優しく距離を保って接してくれたのが彼だ。
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BK「A、付き合おう。」
そう言われた時、ふと脳裏にジョンインが浮かんだ。
でもそれよりもベクへの愛の方が大きかった。
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ジョンイナ、私は幸せになるから。
ちゃんと見てなさいよ。
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ベクとチャニョルはとても仲が良かったから
チャニョルもかなり祝福してくれた。
優しい仕事仲間にも囲まれて、今私は幸せだ。
そんな時に現れたのが、キム・カイだった。
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作者名：おてむ
| 作成日時：2018年1月3日 19時
