留学�� ページ12
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ジョンインが留学に行って1年が経った頃を境に
月に一度と約束した電話が繋がらなくなった。
いつも随分経ってから「寝てた」とメールが届く。
勿論寂しくて仕方なかったけれど、ジョンインだって忙しいんだから我儘なんて言えない。
歯車が狂い始めたのは、留学して1年半。
ジョンインの居ない2度目の冬だった。
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いや、歯車は元々狂っていたのかもしれない。
〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜
"ジョンインが韓国にいる"
そんな噂を聞いた二度目の冬。
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信じられなかった。
でも写真に映る男性は紛れもなくジョンインだった。
＿＿＿＿＿＿＿＿ 隣には綺麗な女の人。
何度もチャニョルに相談した。
でもチャニョルは私の事を信じなかった。
CY「A、ジョンインはそんな奴じゃない。
それはAが1番知ってるでしょう？」
「で、でも！」
CY「俺だって連絡取れてないよ。
きっと忙しいんだよ、だから安心しな。」
「よしよし」と頭を撫でるチャニョル。
あまり腑に落ちなかったが、彼の言葉に安心させられ、勇気づけられていたのは事実だった。
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そして、その日はやってきた。
〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜
その年のクリスマスの朝。
大学へ行く前の朝6時に国際電話を掛けた。
Prrrrr♪
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JI「はぁ....はぁ......もしもしっ.......」
半年ぶりだろうか、電話が繋がった。
息を整える音が聞こえる。
何かしていたのかな？かなり息が荒い。
「ジョンイナ！今日はクリ.......」
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-「...........んぁっ......./// はぁ.......んっ.........」
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女の人の喘ぎ声が、聞こえてしまった。
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作者名：おてむ
| 作成日時：2018年1月3日 19時
