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一通りのトレーニングを終え
私はひとりで
ヨガマットの上でストレッチをする
鏡に映る自分の姿を見て
愕然とする
しまった…
15分ダッシュにトレーニングで
メイクがぐちゃぐちゃ…
「はあ……」
翔「疲れましたか?」
振り向くと
櫻井さんが
紙コップを渡しながら微笑んでいる
ほぼすっぴんの私は思わずタオルで顔を隠した
翔「え(笑)警戒してます?」
「いやいや…あたしこんなことなら､ちゃんとしとけばよかった…」
うなだれる私の横に
櫻井さんがよいしょっと座った
翔「ちゃんと?…ってことはすっぴんですか?(笑)
Aさん､肌白くてきれいですよ?」
「そんな!美女だらけの世界にいる櫻井さんに言われるとお世辞にしか…」
翔「聞こえない?(笑)」
私の言葉を遮って言う
翔「芸能人ってみんなメイクしてるし､雑誌とかは直しが入るからね…でも本当にAさんきれいですよ?」
顔がぽっと紅くなる…
櫻井さんが
にこっと笑うとオーラで
目を背けたくなるくらい輝いてる
翔「ところでAさんはどうして鍛えてるの?」
「私は元は福岡の田舎の出身で…田舎だとよく散歩したりランニングしたりできたんですけど､東京だと時間も場所もなくて…」
翔「そっかあ…俺ら年明け福岡でコンサートするよ?まあそのために俺も鍛えてるんだけどね」
やっぱり芸能人でも
努力するんだなあ…と
感心してると
櫻井さんの携帯が震えた
翔「やべ…そろそろ戻んなきゃ」
「お仕事ですか?」
翔「今からしやがれの収録!!ってわかる?土曜にやってるやつ｡」
「わかります!頑張って下さいね｡」
翔「ありがとう､お話できてよかったよ｡またの機会に会えたらいいね!」
そう言うと櫻井さんは立ち上がり
大久保さんに挨拶をして
帰ってしまった
ドアを閉めるときに
目が合って
またアイドルスマイルをした
「王子様って本当にいるんだなあ…」
そうつぶやくと
後ろで大久保さんの笑い声が聞こえた
ラッキーアイテム
革ベルト
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綾華(プロフ) - もう何回目か分からないけどまた読みにきてしまいました！ほんと大好きな作品です (2018年1月30日 23時) (
レス) id: 6ba5eb3469 (このIDを非表示/違反報告)
え(プロフ) - 何周目か分からないこのシリーズ。また今日から読ませて頂けます(o^^o)このシリーズが本当に1番大好きです！ (2016年11月14日 2時) (レス) id: 1d97fb1b93 (このIDを非表示/違反報告)
まーたん(プロフ) - 今日から、マーガレットから順番に読んでいきます！！(⌒‐⌒)いってきまーすq(^-^q) (2014年9月1日 22時) (レス) id: 3724973a9b (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ☆ミ(プロフ) - ちい*さん、はじめまして！ ミルキャンから飛んできました♪ 8話まで読んでキュンキュンです。今日は空いてる時間を、ずっと、ここで過ごしそうです☆ おじゃまします♪ (2013年5月8日 18時) (レス) id: 7f2ab12d7e (このIDを非表示/違反報告)
翔希(プロフ) - ぇ私まじで12月9日なんだけど・・・。すげぇぇぇえ！ (2013年1月4日 10時) (レス) id: d9c19771cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちい＊
