背中合わせ ページ17
倉庫から出て二人を見る。
クロム「おぅ、そもそも毒ガス特攻をなんでわざわざ科学のキーマン、千空がやんだよ？俺でも誰でもほかのやつを犠牲にすりゃいい。千空、テメーの大好きな合理的ってやつだぜ」
ん〜・・・ああ見えて結構仲間とか大事にするからな、あの人。
クロム「なのに『クロムテメーは留守番』だ？守ってやろうって気丸出しじゃねえか!俺はテメーの子供かよ。格下に見てんじゃねえぞ、この野郎」
千「あ゛ぁ゛？格下も格上もねぇよバカ。単純に合理的な理由だ。ガスマスクの原理やらついでにとる素材やら、もろもろ解ってる俺が直に行くのが一番勝率が高ぇ、それだけだ」
クロム「一番勝率たけぇのはそれじゃねえだろ!科学使い二人で、タッグで行くことだろ!いざってときに、救えんだからな、違うのかよ!」
いや、違わない、違わないんだけどいざってときってさ…
千「ククク久!いざってときはもう毒ガスで死んでんだ、救えるもくそもねえだろうが!ｗ」
デ・ス・ヨ・ネー
クロム「お、おぅ、でもよ、やべー足つった!とかあるかもしんねえじゃねえかよ…!」
あ、うん、あるかもね
千「ああ、そうだな。0.1％かもしんねえが、生存率は上がるわな」
クロム「・・・大樹と杠だったか?司帝国にスパイで潜入してんだろ?それこそ命がけじゃねえか。テメーと背中預けあってんじゃねえか。俺らもよ!格下も格上もねえ仲間だってんなら、『俺がテメーを護ってやる』?じゃねえんだよ!違うだろ!セリフがよ…!」
千「あ゛あ゛、テメーのせいで作んなきゃなんねえガスマスクが一つ増えたじゃねえか、クロム＿＿＿＿俺にテメーの命を預けろ」
クロム「おぅよ!千空、そっちもな!」
千「んぁ？起こしちまったか?」
『ううん、もともと寝付けなくて・・・明日、がんばってね』
そのまま彼の頬にキスをする。
彼の顔が少し赤くなる。
『おやすみ』
あー、よく寝れそう(夜弱いはずなのになんかいつものテンションだった)
翌日＿＿＿
千「おい、テメー起きろ、おい」
『んぁ・・・？おはよぉ？』
起き上がろうとして手をつき座りなおして彼のほうを見たら、そのまま唇がふさがれた
『！？//』
彼が離れ、いたずらっぽくこちらを見て
千「仕返しだ」
はーーーーーーーー、ファースト上げたんだから死ぬのとかはなしね…?
千「エジソンの電球作った時と一緒だ。まず竹を蒸し焼きにして＿＿＿」
こいつ…平常運転しやがって・・・
しばらくして、ガスマスクが完成した。
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ルナ(プロフ) - Rainさん» ありがとうございます！巻いているキャラ作ってみたかったんですよ〜！( *´艸｀) (2020年7月3日 6時) (
レス) id: 12a6aa9173 (このIDを非表示/違反報告)
Rain - おおぉぼくっこ好きですよ！！あと夏でもマフラーっていう設定めちゃくちゃ好きです！ (2020年7月2日 22時) (レス) id: 3d2006b17f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルナ | 作成日時：2020年7月2日 20時
