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昨晩、ゲンから元海上自衛隊のソナーマンの西園寺羽京くんを紹介された








司からの命令でなるべく俺は1人になっちゃいけない。そう、2人に伝えられた







それは俺が未だ子供だからだ
なるべく、羽京くんと一緒に行動を共にするようにといわれた






ここには野放しにされた猛獣が数多くいるから、子供の俺じゃ丸呑みだろうな、とそう思った











今日は晩飯を取りに羽京くんと保護者みたいな役割でゲンと、他にもガタイのいい男が何人かで狩りに出た



















あ、













俺はひょいと木の枝を2本持ってとある場所に投げる






ゲン「えっ!?Aちゃん??」


羽京「……?何かにぶつけた?」






「ありゃ……林檎か?」
















落とした2つの実を手に取る





ゲン「(へ〜珍しい…)


それ、誰かにあげるの?」




『…………』コク





ゲン「!



喜んでくれるよ、きっと」





ポンポンと俺の頭を撫でる手はとても優しかった






『……?





前方から猪、2匹来るよ』




羽京「うん、そうみたいだね……っと」






パシュッと横から弓の引く音がした
羽京が2匹とも弓で仕留め、ガタイのいい男らが回収する



これも適材適所、というやつなんだろう






俺は、猪を持ち上げる筋肉も拠点まで運べる体力もないし羽京くんみたいに弓を引けるような筋力もない








ムッとしてるとゲンがニコニコ笑いながら頭を撫でる






羽京「僕らの方はこれくらいでいいんじゃないかな、結構歩いたしそろそろ戻ろうか」



ゲン「そうね」






羽京「A、他に何か気付いた事はないかい?」





『…ちょっと待って』







筋力、筋肉はないとは言ったけど木に登るくらいは造作もない。なので分厚い木の枝に乗って空を見る


耳を澄まして鼻をピクピク揺らす






ゲン「どーお?」





『………………



うん、天気も匂いも音も、何も問題ないよ。ゆっくり帰っても大丈夫だと思う』



ゲン「オッケー、だって羽京ちゃん」




羽京「そうか、なら彼の言う通り"ゆっくり"帰ろうか」



ゲン「……?ああ、なるほど」





道中見つけた果物を取りつつ言葉通りゆっくり帰路についた
拠点に着けば俺は羽京くんとゲンに一言、杠のトコに行ってくると告げればニッコリと笑って行っておいでと言われた

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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇‍♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (4月24日 23時) (レス) @page12 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さくや | 作者ホームページ:http  
作成日時:2023年10月29日 13時

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