トリップ 1 ページ4
『ぶっ!?』
光に包まれたと思ったら、一瞬で地面へ顔面ダイビングする
せめて尻もちにしてくれ!!←
『いたた……ん?』
堀「…あ、あ、主さぁぁぁん!!!」
和「お!?お!??主がスクリーンじゃなく目の前に…三日月ー!!!三日月ぃぃぃぃ!!!!」
『へ、あ、なに?スクリーン?へ?』
堀川くんに泣きつかれたと思ったら、兼さんが叫びながら出ていった
堀「こっち!こっちきて!」
『ちょ、ちょっとぉぉぉ!?』
・・・・・・・
『…… ダラダラダラダラ』
三「……」
はい、わたくしAは今現在、大広間で三日月の前に正座しています
なんなの、お覚悟されるの??
沈黙が怖いぃぃぃ!!!!
三「…主よ」
『はぃぃ!?』
三「礼をする」
『…へ?』
刀剣男士全員に頭を下げられた
待って待ってお礼言われるようなことしてない!!
三「…なんの事かわからない、という顔だな」
『ソノトオリデゴザイマス』
三「この本丸が、元ブラック本丸なのは知っているか?」
『もと…ブラック本丸?』
三「あぁ、出陣して怪我をしても治してもらえず、逆らえば言霊を使われ、酷ければ夜枷を付き合わされ、前回の主はそれほどに酷かったのだ」
『…もしかして、ね_元主もここへ?』
元主は寧々という子。
この本丸を私にくれた人だ
三「1度だけな、だが元主の目を盗んで政府へ連絡し、1週間ほどで元の世界へ戻させた。そして次に来たのが…お主だ」
三日月は瞳の中の三日月を光らして私を見つめる
三「主の様子は、そこにあるスクリーンで、主が本丸を覗いた時だけ映し出される。政府には何も言われなかったから、お主が新しく主になるのには最初驚いた。…そして、恐怖と怒りが芽生えていた」
『!!』
三「元主は我々に飽きたから、他のものに我々を好きなように使えと言ったのではないかと。だから主がこの本丸へ来た時、容赦なく切り捨てようかとも思った」
『……』
三「だが我々の考えとは違った。主は傷ついた刀剣男士を残り少ない資源を使って、1週間で治した。金を使ってまでして団子などもくれた。重傷ではなく中傷だけで慌て、本丸へ帰城させた。そんな主を見続け、皆考えが変わったのだ。___この主に会ってみたいと」
『っ!!』
三「政府もいいバグを起こしてくれたな。…主、この本丸を、我々をこれからも頼むぞ」
『……』
『私で、いいの?』
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繭花(プロフ) - 海月猫さん!読んで下さりありがとうございます!神じゃないですよ(`・ω・´)キリッはい!更新頑張ります! (2018年11月7日 20時) (レス) id: 909cca5784 (このIDを非表示/違反報告)
繭花(プロフ) - こだぬきさん» どっかの誰かさんのせいで!!(´;ω;`) わぁぁぁ!恥ずかしい誤字を…!早めに気づけてよかったです!教えてくださりありがとうございます!! (2018年11月7日 20時) (レス) id: 909cca5784 (このIDを非表示/違反報告)
海月猫(プロフ) - 更新お疲れ様です!今回も面白かったです!やっぱ神だー...。続き楽しみにしてます!頑張ってください! (2018年11月6日 22時) (レス) id: db1e8d80c6 (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - 主人公さんがどっかの誰かのせいでピンチに!どうなるのか次回も楽しみです!後、『復習』じゃなくて『復讐』ですよ。 (2018年11月6日 12時) (レス) id: d065086080 (このIDを非表示/違反報告)
繭花(プロフ) - 無色さん» 神じゃないですよ!?文才全くないです…( ̄▽ ̄;)でもありがとうございます!更新頑張りますね! (2018年10月31日 13時) (レス) id: 909cca5784 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:繭花 | 作成日時:2018年10月17日 19時