検索窓
今日:31 hit、昨日:68 hit、合計:253,090 hit

トリップ 1 ページ4

『ぶっ!?』

光に包まれたと思ったら、一瞬で地面へ顔面ダイビングする

せめて尻もちにしてくれ!!←

『いたた……ん?』

堀「…あ、あ、主さぁぁぁん!!!」

和「お!?お!??主がスクリーンじゃなく目の前に…三日月ー!!!三日月ぃぃぃぃ!!!!」

『へ、あ、なに?スクリーン?へ?』

堀川くんに泣きつかれたと思ったら、兼さんが叫びながら出ていった

堀「こっち!こっちきて!」

『ちょ、ちょっとぉぉぉ!?』

・・・・・・・

『…… ダラダラダラダラ』

三「……」

はい、わたくしAは今現在、大広間で三日月の前に正座しています

なんなの、お覚悟されるの??

沈黙が怖いぃぃぃ!!!!

三「…主よ」

『はぃぃ!?』

三「礼をする」

『…へ?』

刀剣男士全員に頭を下げられた

待って待ってお礼言われるようなことしてない!!

三「…なんの事かわからない、という顔だな」

『ソノトオリデゴザイマス』

三「この本丸が、元ブラック本丸なのは知っているか?」

『もと…ブラック本丸?』

三「あぁ、出陣して怪我をしても治してもらえず、逆らえば言霊を使われ、酷ければ夜枷を付き合わされ、前回の主はそれほどに酷かったのだ」

『…もしかして、ね_元主もここへ?』

元主は寧々という子。

この本丸を私にくれた人だ

三「1度だけな、だが元主の目を盗んで政府へ連絡し、1週間ほどで元の世界へ戻させた。そして次に来たのが…お主だ」

三日月は瞳の中の三日月を光らして私を見つめる

三「主の様子は、そこにあるスクリーンで、主が本丸を覗いた時だけ映し出される。政府には何も言われなかったから、お主が新しく主になるのには最初驚いた。…そして、恐怖と怒りが芽生えていた」

『!!』

三「元主は我々に飽きたから、他のものに我々を好きなように使えと言ったのではないかと。だから主がこの本丸へ来た時、容赦なく切り捨てようかとも思った」

『……』

三「だが我々の考えとは違った。主は傷ついた刀剣男士を残り少ない資源を使って、1週間で治した。金を使ってまでして団子などもくれた。重傷ではなく中傷だけで慌て、本丸へ帰城させた。そんな主を見続け、皆考えが変わったのだ。___この主に会ってみたいと」

『っ!!』

三「政府もいいバグを起こしてくれたな。…主、この本丸を、我々をこれからも頼むぞ」

『……』

『私で、いいの?』

トリップ 2→←逆トリップ? 2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (104 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
354人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

繭花(プロフ) - 海月猫さん!読んで下さりありがとうございます!神じゃないですよ(`・ω・´)キリッはい!更新頑張ります! (2018年11月7日 20時) (レス) id: 909cca5784 (このIDを非表示/違反報告)
繭花(プロフ) - こだぬきさん» どっかの誰かさんのせいで!!(´;ω;`) わぁぁぁ!恥ずかしい誤字を…!早めに気づけてよかったです!教えてくださりありがとうございます!! (2018年11月7日 20時) (レス) id: 909cca5784 (このIDを非表示/違反報告)
海月猫(プロフ) - 更新お疲れ様です!今回も面白かったです!やっぱ神だー...。続き楽しみにしてます!頑張ってください! (2018年11月6日 22時) (レス) id: db1e8d80c6 (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - 主人公さんがどっかの誰かのせいでピンチに!どうなるのか次回も楽しみです!後、『復習』じゃなくて『復讐』ですよ。 (2018年11月6日 12時) (レス) id: d065086080 (このIDを非表示/違反報告)
繭花(プロフ) - 無色さん» 神じゃないですよ!?文才全くないです…( ̄▽ ̄;)でもありがとうございます!更新頑張りますね! (2018年10月31日 13時) (レス) id: 909cca5784 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:繭花 | 作成日時:2018年10月17日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。