ポケモンと一緒に戦って何が悪い！！！！【鬼滅の刃】

2話 ページ3

ふと、意識が戻った

…ん？なんだろう、この浮遊感

『…って、はぁぁぁ！？？いってぇ！！』

ワタシソラトンデルー！と思ったらケツにすげぇ衝撃

痛いよ！！！優しくして！！！！乙女よ！？？？(乙女はケツなんて言わない)

…で、ここどこ？

『確かパルキアに出会って…それから…

…もしかして、ほかの地方に飛ばされたとか？』

空間を司るポケモンだし…

『！、ポケモンたちは！？シャンデラは！？』

辺りを見ると、持っていなかったはずの大きな鞄があった

中を見ればたくさんの回復薬とモンスターボールがあった

『これは…全ての属性で1番レベルが高いポケモンたちと…持っている全ての伝説ポケモン…？』

なんかよくわかんないけど、ポケモンがそばに居るなら安心できるな

私はシャンデラを出した

この子がいると落ち着けるんだよね

とりあえずそこら辺歩いてみるか

ここは…森みたいだな…

『…ん？』

すると1つの小屋が見えた

『すみませーん！誰かいませんかー！？』


応答がない

『いないのかな？開けますよー？』

すると開けようとしたら、ばきっと扉が壊れた

『脆すぎだろ！？って、え？』

小屋の中を見てみれば、そこに居たのは

"人だったもの"

『ッ、シャンデラ見るな！！』

シャンデラを直ぐに戻した

これは…まるで食い散らかされてるみたいな…

『…ごめんなさい、もう少し待っていてください。後で埋葬致します』

両手を合わせて言った

…まだ奥に部屋がある…それに、血の匂い

それだけじゃない、何か、嗅いだことの無い匂い…

『ッ…』

大丈夫、大丈夫、私にはポケモンがいる

ポケモンと人間が共に居れば、何が来たって怖くない！

ガラッ

「…あァ？」

『…ﾋｮｫｯ』

中には、人を食い散らかしている……人？がいた

いや人じゃねぇな！？明らか人じゃねぇな！？

「なんだよ、まだ食べ残しがいたかァ」

ニヤ、とそいつは笑い、こちらにゆっくり近付いてくる

っ、逃げなきゃ！

「おいおい逃げるな、よっ！」

『足早ぁっ！？あんた何者！？』

「あぁ？知らねぇのかよ、鬼だよ鬼」

『ンなもんいるわけねぇだろおおおお！！』

叫びながら全力で山を降りる

はぁぁぁ木登りとかし続けててよかったー！！この時のためだったんだな！！うん！

『あっ！？』

すると気につまずき、転んでしまった

油断するからだよ馬鹿ぁ！

「ひひっ、頂きまぁす！」

っ、まずい！

私は咄嗟に目を瞑った

死んだら私はパルキアをうら…めねぇよ！自分の身体能力恨むわ！！

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