顔洗ってただけなのにトリップしてしまった【七つの大罪】

番外編「エイプリルフール」 ページ31

今日は4月1日、エイプリルフール！

みんなに嫌いって言ってみます！(キングたち本編では出てませんがいます)

メリオダスの場合

メリ「ふむ…今日も問題なし」

『……』

メリオダスはまた私の胸を揉んでいる

『私…メリオダスのそういうとこほんっと嫌い！』

メリ「……」

するとメリオダスは真顔になった

え、なに、怖い←

そのままメリオダスは何も言わずに店の準備を始めた

エリ「め、メリオダス様？それは包丁ではなくて歯折れの剣です…」

メリ「ん？ほんとだ」


バン「おいだーんちょ、焼こうとしてんの師匠だぞ」

ホーク「プギィィ！！」

メリ「あれ、悪ぃホーク」

今日はやたらとミスが多い…

そして夜

メリ「…」

『…あの、なんでしょうかこれは』

外でディアンヌと寝ようと思ったら後ろから抱きつかれてます

メリ「……ほんとうに、俺が嫌いか？」

『！、…もしかして、今日ミスが多かったのってそれを気にして…』

メリ「…(ｺｸﾘ)」

『っ〜…！か、かわいっ、じゃなくて、嘘だよ嘘！今日はエイプリルフールでしょ？嘘ついてみたの！』

メリ「エイプリルフール……」

『？、メリ…きゃっ！』

顔を上げたメリオダスは私を抱き上げてきた

メリ「騙された俺も悪いが、それよりも俺を騙したお前が悪いんだからな？」

『へ？ちょ、メリオダス、待っ＿＿』

もうメリオダスに嘘はつきません←


エリザベスの場合

エリ「きゃぁ！ご、ごめんなさいA！」

エリーが珍しくミスをして、私の頭の上に料理を被せてきた

『はぁ…エリー、もう慣れてもいい頃じゃないの？私、エリーのこういうところ嫌い』

あぁぁぁ自分で言って心が痛い！！！

エリ「…ぇ……」

ちら、とエリーを見てみると

エリ「……(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ)」

『ひっ！？』

エリーが静かに涙を零していた

『嘘だよ嘘！！！今日はエイプリルフールでしょ！？だから嘘ついてみたの！

エリーのこと大好きだからなかないでぇぇぇ！』

エリ「！、ほんと、ですか、…？」

『当たり前でしょ！？エリーは私の親友だもん！』

エリ「っ…！わ、わたし、本当に嫌われたのかとっ…で、でも、嘘で良かったです…！(ニコッ)」

『うぁぁぁ天使…！よしエリー！今日はディアンヌと3人でお買い物行こっか！好きなもの買ってあげる！』

エリ「い、いいんですか？」

『勿論！今日のお詫び！』

エリ「は、はい！行きましょう！」

結果

メリオダス→意外と引っかかる、しかし後悔するので気をつけましょう

エリザベス→ただの天使だった

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