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『ありがとう、エリー』
エリ「こちらこそ、ありがとうございました！」
エリザベスに看病を受け、メリオダスの寝ているベッドに腰をおろす
すると先程の医者が来た
エリ「先程はありがとうございました。処方してくださった薬のおかげで、ぐっすり眠れています…」
ダナ「そうでしょうね…劇薬を処方しましたから」
エリ「…え？」
『げき、やく…！？』
まさか、あれは毒だったの…！？
《ダナ君、ご苦労様。よくやってくれたようだねぇ》
するとどこからか声が響いた
『誰！？』
ダナ「トリカブト、ベラドンナ、ミドリゲンセイ、ヒスイの葉…特別配合の劇毒でこの少年は二度と目覚めることはありません…」
エリ「劇毒って…！？傷を癒すための薬ではなかったのですか！？」
そういうとまた声が響いた
エリ「誰なの！？姿を現しなさい！」
？「お初にお目にかかりますエリザベス王女…。聖騎士ゴルギウスと申します…」
エリ「きゃっ！？」
『エリー！』
私とエリザベスの間にそいつは現れた
直ぐにエリーをこちらへ引き寄せる
ゴル「エリザベス王女の御身をお迎えにあがりました。その手を離しなさい」
『エリーは、親友は絶対に守る。この命に変えても！』
エリ「A…！」
ゴル「いい心意気ですねぇ…ですが…」
『！？、あぁぁ！！』
ゴル「この怪我で、どうすると？」
ゴルギウスは火傷をした肩を思い切り掴んできた
エリ「やめて！」
『え、り、私は、平気…ぐぁっ！！』
その手から逃れようとすると次は足を蹴られる
ゴル「まあ先にこちらを頂きましょう」
そう言ってゴルギウスはメリオダスの剣を掴んだ
『だめ！』
奪い返そうとするが、交わされる
ゴル「さあエリザベス王女、お手を」
『エリー、絶対だめ』
エリ「っ…！私がそちらへ行ったら、この子は見逃してくださいますか？」
『！？』
ゴル「勿論ですとも…」
エリ「…A、ありがとう」
『だめ…ダメだよエリザベス…！いっちゃダメ…！』
ホーク「エリザベスちゃん！」
動かない足を引きずってでも、エリーに手を伸ばす
しかし、その手は届かない
嫌だ
失いたくない
起きて
助けて
『起きろ！メリオダス！！』
そう叫んだ瞬間、体が浮いた
メリ「この剣は死んでも離すわけにはいかねぇ。それがオレに出来る唯一の償いなんだ」
『メリオダス…！』
メリオダスが剣を持って、私を抱えていたからだ
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Ria(プロフ) - 続きが気になりますねぇ……。時間があればでいいので更新して下さると嬉しいです！よろしくお願いします！！ (2020年3月22日 19時) (
レス) id: 33e95337be (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 天使がいた…(王女二人) (2020年2月17日 23時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
S.H - 作者さーん!貴方のこの作品はとても面白いのに,続きが見れないのはなんだか寂しいな〜…現実生活が忙しいのなら仕方ないとは思うけど,出来たら,出来たらでいいから,続きが見たいな〜そして完結を見届けたいな〜…な〜んて…ダメかな? (2019年6月21日 0時) (レス) id: 7be101f077 (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - 面白い！これは続きご気になりますね！応援してます！頑張ってください！ (2019年5月2日 16時) (レス) id: ba67b17bbf (このIDを非表示/違反報告)
繭花(プロフ) - ヤクルトさん» 本当ですか！？ありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2019年4月5日 17時) (レス) id: b0711b3300 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：繭花 | 作成日時：2019年3月28日 23時
