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エリ「わ、私に出来るでしょうか…」
『同じ王女でも、そこは違うんだね』
エリ「ずっと城にいたので…」
『ふふ、大丈夫。何かあったら私が支えるから』
エリ「あ、ありがとうございます！」
エリザベスがご飯やビールをもって指定された席へ行こうとすると、さっそくつまづいていた
私はそれを風で支える
『大丈夫？』
エリ「は、はい、ありがとうございます…」
しかしそう上手くは行かず、私の手もまわらなくなり、エリザベスはご飯やお酒を落としていた
エリ「うぅ…」
店が落ち着いてきた頃、エリザベスは外に出た
私もそれに続いて出る
『どうだった？』
エリ「…ダメですね…すみません、まだ仕事の途中なのに…」
『いいのいいの、だいぶ落ち着いてきたし、いい情報も聞けたからね』
そう、先程ミードくんが白夢の森について教えてくれたのだ
聖騎士も近寄らないなら、七つの大罪が居座るのにはもってこいの場所
『…エリザベスは、お父様に会いたい？』
エリ「…会いたい…父上や姉様に…」
『そう…』
エリ「ごめんなさい…Aが帰る方法について考えているのに…ホームシックなんて…」
『んー、まあ私はふっ切れてるし、どうってことないかな。エリザベスはそんなこと考えなくていいの。これは私の問題だから！ね』
エリ「…はい」
『…でもね、やっぱり不安になる時はあるんだ。今頃王国は大丈夫かな、って。戦争が起きてなきゃいいけど、って…。
そんな不安を消してくれるのが、エリザベスなんだよ』
エリ「私…？」
『エリザベスやメリオダスの元気な姿見て、"こんなところでくよくよしてられない。私も頑張らなきゃ"って思えるの』
エリ「…！」
『ありがとう、エリザベス』
エリ「っ、はい！！」
店の前を見れば、メリオダスがいつの間にか外に出ていた
『…！』
何かがこっちに向かってきてる
まあ、ここはメリオダスに任せて大丈夫でしょう
『さ、エリザベス、店の手伝い、頑張ろう！』
エリ「うん！あ、あの」
『ん？』
エリ「わ、私のことはエリーって呼んで…？よく姉様がそう呼んでくれるの」
『！、いいよ、私がエリーのお姉さんになってあげる！』
エリ「！、ありがとう！A！」
エリザベスが店に入ったところで、後ろを向いた
『…怪我、しないでね？』
メリ「おう！」
そう言った瞬間、メリオダスが何かをつかみ、街の方へ飛んで行った
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Ria(プロフ) - 続きが気になりますねぇ……。時間があればでいいので更新して下さると嬉しいです！よろしくお願いします！！ (2020年3月22日 19時) (
レス) id: 33e95337be (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 天使がいた…(王女二人) (2020年2月17日 23時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
S.H - 作者さーん!貴方のこの作品はとても面白いのに,続きが見れないのはなんだか寂しいな〜…現実生活が忙しいのなら仕方ないとは思うけど,出来たら,出来たらでいいから,続きが見たいな〜そして完結を見届けたいな〜…な〜んて…ダメかな? (2019年6月21日 0時) (レス) id: 7be101f077 (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - 面白い！これは続きご気になりますね！応援してます！頑張ってください！ (2019年5月2日 16時) (レス) id: ba67b17bbf (このIDを非表示/違反報告)
繭花(プロフ) - ヤクルトさん» 本当ですか！？ありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2019年4月5日 17時) (レス) id: b0711b3300 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：繭花 | 作成日時：2019年3月28日 23時
