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数分経ち、ミードくんの目の前にご飯を出した
ミード「…！、うめぇ…！」
『ほんと？よかった！』
メリ「よし、うちの飯係はAで決定！」
『えぇ…まあいっか』
メリ「で、本当なのか？七つの大罪が友達って言うのは」
ミード「……」
問うてもミードくんは俯くだけ
エリ「ミードちゃん、あなた相当ないたずらっ子だそうですね、村長さんに聞きましたよ」
するとエリザベスが店に入ってきた
ミード「なんだよ、なれなれしい女だな」
エリ「私もよくいたずらをして、父上に叱られました」
『あ、それ私も！忙しいお父様の気を引きたくてよく危ないことしてたよ』
エリ「ふふ、私も同じ理由で庭にあった1番大きな木に登って父上をビックリさせようとして…そしたら父上が顔を真っ青にして木を登ってきたんです。
案の定父上は木から落ちて軽いけがをしてしまいました。私、あの時のことが今でも忘れられないんです。もしあの時父が死んでしまっていたら、と…」
ミード「お、俺、も、そんなつもりで嘘言ってんじゃ……」
『いいよ、話してご覧』
ミード「俺の、父ちゃんと母ちゃんは旅人だったんだ。でも二人とも数年前バーニャの村に立ち寄った時、流行り病で死んじまって…一人ぼっちになった俺を村のみんなが親代わりに育ててくれた、俺、すごくうれしかったんだ。
でもやっぱり俺は誰の家族でもなくて、本当の家族のいるみんながうらやましくて、嘘ついたりいたずらしたり……」
エリ「聖騎士の酒に虫を入れたのも、同じ理由？」
ミード「違う！それはあいつがみんなを馬鹿にしたからだ！
村の1番の酒を…不味いっていいやがった…！許せなかったんだ！
みんな…みんなどんな思いであの酒を作ったと思って…！！」
メリ「じゃあ七つの大罪が友達って言うのは？」
ミード「…う、嘘」
『嘘か…どうしてそんな嘘を？』
ミード「だって、七つの大罪は聖騎士に追われてるんだろ?悪い聖騎士に追われてるなら、七つの大罪は良いヤツってことだろ?」
『…ミードくん流石！頭いいんだね！』
こういうことで、気付いてくれる子がいるんだなぁ
すると村の方から声が聞こえてきた
『行こう！』
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Ria(プロフ) - 続きが気になりますねぇ……。時間があればでいいので更新して下さると嬉しいです！よろしくお願いします！！ (2020年3月22日 19時) (
レス) id: 33e95337be (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 天使がいた…(王女二人) (2020年2月17日 23時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
S.H - 作者さーん!貴方のこの作品はとても面白いのに,続きが見れないのはなんだか寂しいな〜…現実生活が忙しいのなら仕方ないとは思うけど,出来たら,出来たらでいいから,続きが見たいな〜そして完結を見届けたいな〜…な〜んて…ダメかな? (2019年6月21日 0時) (レス) id: 7be101f077 (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - 面白い！これは続きご気になりますね！応援してます！頑張ってください！ (2019年5月2日 16時) (レス) id: ba67b17bbf (このIDを非表示/違反報告)
繭花(プロフ) - ヤクルトさん» 本当ですか！？ありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2019年4月5日 17時) (レス) id: b0711b3300 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：繭花 | 作成日時：2019年3月28日 23時
