放り投げられた 11 ページ13
中「よし、寝床なんだが…生憎布団がねぇんだ。俺がソファーで寝るからベッド使え、な？」
『ダメ』
中「即答かよ！？」
いや、いくら拾われたからって家主のベッド取るほど私鬼畜じゃないよ！？
『私がソファー』
中「いいや俺だ！」
『私』
中「俺」
『私』
中「俺」
『私』
中「俺！…ってあー、これじゃキリがねぇ！よし！」
『へ…？』
急に中也さんに抱えられた
待ってなになに
中「ベッド結構ひれぇから、2人で寝れるだろ」
『！？』
嘘嘘嘘嘘待って待ってベッドに寝かせないで、あー！横に来ないで待ってよイケメンだって言う自覚もって！？
中「んじゃ、おやすみ」
『ちょっ』
嫌だと言おうにも拒否権はなく、電気が消えてしまった
あ、ダメだって電気が消えると私すぐ寝ちゃ＿
なんとか起き上がろうとしたがそれは叶わず、私は夢の中へ落ちていった
中也side
中「…寝たか」
Aは電気を消すとすぐに寝た
疲れてたんだろうな…
中「よし、俺はソファーで寝るか」
Aを起こさないように体を動かすと、何かでとめられた
中「！…」
Aの手が俺の服を掴んでいる
中「っあー、参ったな…」
離そうにも力が強すぎて離れない
あんまり強く剥がそうとすると起きちまうかもだからな…
中「っし、取れた＿＿『かぁ…さ……』！！」
『お、かぁさ……』
中「……ﾁｯ…」
捨てられても尚母親のことを思ういい奴なのに…なんで捨てられなきゃなんねぇんだ…！
中「大丈夫だ…俺が、母にでも父にでも兄にでも姉にでもなってやる…だから、泣くな…」
俺は流れ落ちる前の涙を1粒掬った
中「こりゃ、ソファーに行けねぇな…」
もう一度ベッドに入り、毛布をAにかけてぽんぽんと優しく擦りながら眠りについた
じっくりと時間をかけて、Aの心の傷を癒しながら、本当の家族になってやる
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ロア - 今の私とまるっきり同じなんだけど (2022年9月21日 17時) (
レス) id: f71c6b27b8 (このIDを非表示/違反報告)
ロア - ｅ…設定のやつ私ジャングル田中 (2022年9月21日 17時) (レス) @page1 id: f71c6b27b8 (このIDを非表示/違反報告)
酸素無駄遣い装置 - 私も放火事件のニュース、見ました。最近は、理不尽極まりない、事件、事故が多くて、ニュースを見れば毎日そう云う事件の事を目にします。これを機に一人一人が何か行動を起こすべきなのかもしれませんね。 (2019年7月23日 18時) (レス) id: 8cc010c4ca (このIDを非表示/違反報告)
紅葉（もみじ） - 院長先生好き。なんか・・・声がいい！（まぁ一番はちゅややけんな！） (2019年7月3日 21時) (レス) id: a1dab6af9d (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - 更新待ってます！頑張ってください！ (2019年6月9日 16時) (レス) id: b826bbf687 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：繭花 | 作成日時：2019年5月14日 5時
