*スーパーガール* <3JSB>

優しさ ページ47

岩ちゃんと隆二に呼び出された。
…隆二の家？
ピンポーン
隆「入って〜」
ガチャ
「おじゃましまーす…」
岩「A、つらかったね」
そう言って頭をわしゃわしゃされた。
涙腺崩壊しそうで、岩ちゃんの顔を直視できなかった。
隆「今日はさ、Aの気持ちスッキリさせるためにも、臣への気持ち全部話して欲しい。」
岩「一応同じグループの仲間だからね」
逃げてても仕方ないから、2人に話始める。
「…臣はすごい優しいんだよね。それなのにそれを押し付けないから…たまにわからなくなる。あ、やばい。なんかすごい思い出しちゃう」
岩「ゆっくりでいいよ」
「…冷たいけど、笑顔が一番素敵だし、私のことちゃんと分かってくれてる。」
隆「じゃあさ、そんなに好きなのに何で別れたの？」
…………。
「私は臣と一緒にいてプラスのことが多いけど、臣にはマイナスしかないの。私がどれだけ好きでも臣は離れていっちゃう。」
ボロボロ涙が流れて、着てたニットが涙で染まった。
「一番の理由は、臣は私を必要としてないってことなんだけどね。」
沈黙が流れる。
「聞いてくれてありがとう」
涙がたまった目で２人を見たけど、滲んで何も見えなかった。
隆「臣とはちゃんと話した？」
「うん」
岩「別れた直後はあんま会わないほうがいいかもね」
「HIROさんに話して、3週間モデルとソロでやらしてもらうことになってる」
………その間は三代目にはいない。
隆「そっか。がんばって」
岩「すぐ帰ってきてね」
優しい２人を後にして、家に帰った。

臣の本音→←ごめんね

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