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慧さんが居なくなって 、 私ももう帰ろうと 隣の席にいた綾の元へ行った 。









「 綾、そろそろ帰ろう?」









綾「 え〜もう帰るの?まだリョウスケくんと居たい〜」









綾に声を掛けるも綾はリョウスケさんから離れようとしない 。









「 もう綾!」









綾「じゃあもうAだけ先に帰ってていいよ?」









此奴、、、




相変わらず酔うと酷いんだから、、









溜息をつき 、リョウスケさんを見ると









リ「 先に帰ってな 」








と 、私にそう言った 。









綾「 リョウスケくんわかってる〜♪


A気を付けて帰ってね〜 」









「 はいはい 、 」









酔っている綾を残し 、 私は1人で店を出た。









もう時刻は0時をまわっている。









すれ違う人達はみんな酔っているおじさんばっかりだ。









「……慧さん 、か」









そんな中 私は1人 、慧さんから受け取った紙を見つめながら歩いていた。









慧さん 、意外といい人なのかもしれないな。









こんなに心開けたのも初めて 。









なんて思っていると









男1「あれ〜 ? 可愛い子発見〜 」





男2「ほんとだ可愛いじゃんこの子!」





男3「姉ちゃん 、今1人なの?」









どろ酔いしている3人の男の人達に声を掛けられた。









「……… 。」









怖くて黙って居ると 、









男1「喋れない感じ? 」





男2「てか姉ちゃん 、髪の毛綺麗じゃん??」









そう言われ 、髪の毛を触られた。









その瞬間寒気がして









「 やだ 、触らないで!」









男の人の手を叩いてしまった。









すると 、 男達は豹変し









男3「あ? 可愛いからって調子のってんじゃねーよ!」









大きい声で私を怒鳴ると 拳を振り上げてきた。









殴られるっ………!









そう 、 覚悟したときだった 。









?「 この子 、俺のだから手出さないでくれる?」









何処からかそんな声が聞こえたんだ 。

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作者名:姫愛 | 作成日時:2017年3月22日 23時

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