rainbow★love 3

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青side

神「ごめん、待った？」

待ち合わせ場所で駆け寄ってくるともこ

私服なんて何回も見たことあるくせに

またドキッてしてまう

藤「いや全然、大丈夫やで」

週末、ともこと出かけられると思ったら一週間はあっという間に過ぎていった

藤「で、どこ行くん？」

神「プレゼントが買いたいねん」

藤「…誰の？」

彼氏、とか言われたら俺もう泣くで？

神「それは秘密やぁ」

藤「彼氏？」

自分からきいてもうた…

神「さぁね？じゃあ行こう」

これ以上は自分を傷つけへん為にも深入りはしないでおこう



神「あ、ここ、ここ！」

人混みをうまく通り抜けてお目当てのお店に到着

人が多いからともこと何度か手が触れてその度にドキ ドキしてもうて

ほんま心臓に悪いわ

藤「ここなん？え、俺この店知ってるで」

神「ほんま？りゅ…あ、なんでもない。入ろ？」

ん？今なんか言いかけたけど

ま、ええか

ヒョコヒョコとお店の中に入っていくともこを追いかけて俺も店内に入った

俺が好きなブランドのアクセサリーショップやった

藤「これ、ええなぁ…」

目を惹くいろんなアクセサリー

ともこも俺の横から覗き込む

神「へぇ…こういうの好きなんや」

藤「え、あ、うん…プレゼント渡す相手、男なん？」

神「あ、うん…そう」

やっぱりなぁ

男の人がどんなん好きか知りたかったんやろうな



神「今日は買い物に付き合ってくれてありがと！」

藤「い〜え、またいつでも声かけてな？」

神「うん」

結局ともこと俺はそれぞれ買い物を終えて一緒に家の近くまで帰ってきた

藤「なぁ、ともこ…」

ここで言ってしまおうか

神「何？」

藤「好き、好きや…」

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