1話 ページ2
「さぁ、始まりました!ミュージックナイト!
今夜のゲストは、s.i.さんです!」
「どうも、s.i.です。
今日はよろしくお願いします」
そういって笑顔を浮かべると、観客席からは歓声が上がる。
「今日は新曲を披露してくれるんですよね?」
「えぇ。もうすぐ秋だということで、バラード調の曲になってます」
「s.i.さんのバラードといえば、とても共感できると有名ですが、作詞作曲もご本人でなさってるんですよね?」
「はい。
歌で自分の気持ちを表現するのがずっと夢だったんです。
それを皆さんに共感してもらえて、本当に嬉しくも思います。」
MCの俳優さんに振られ、思ってもいないことを返す。
「そうなんですか!
s.i.さんの気持ちを表現した曲。
益々新曲が楽しみになってきますね!
それでは、スタンバイお願いします」
「はい。
ペンの皆さん、精一杯歌いますので、よろしくお願いします」
頭を下げ、スタンバイに向かう。
スタンバイが終わると、MCの曲紹介とともに流れ出したイントロ。
大きく息を吸い込み、目を閉じる。
さぁ、今日も歌おう。
____金のために。
−−−−−−−−
番組名は架空です。あったらごめんなさい。
85人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ネオ - こんばんは!続きが気になります^^更新楽しみにしてます! (2017年9月22日 20時) (レス) id: eb8a10f78c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:18世 | 作成日時:2017年9月17日 22時