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まああれから2時間半かけて3つ武器作りました。
ワイヤーとサブマシンガンとハサミ。
ワイヤーは、わたしの座右の銘(No pains,No gains)が書かれているローズゴールド色のバングルに変え、サブマシンガンは赤い宝石がついたシンプルなピアスに変えた。
ハサミは青い宝石がついたピンキーリングに変えて左小指につけた。
あ、ハサミっていっても普通のハサミじゃないよ？
大きさや切れ味を自由自在に出来るはさみにしたの！
｢ピンキーリングはもうつけたから、バングルは右手首に着けて、ピアスは右耳たぶに着けよ。｣
あ、私は元々ピアス開けてたよ。
中学の頃だったかな。
ちょっと荒れててね。
色々やらかしてたの。
｢このブザーを鳴らせばよかったんだよね？｣
そう言って右手にブザーを持ち、ボタンを押す。
押しても音は鳴らない。
壊れてんのかな？
それとも私の耳がおかしくなった？
それから数分して扉の開く音がした。
｢加藤ー、何作ったんだ？｣
｢んー、ワイヤーとサブマシンガンと大きさや切れ味を自由自在にできるハサミ。｣
｢へぇ。
サブマシンガンはそれなりに使っている奴多いけど、ワイヤーとハサミは見たことないな。｣
｢でしょ！｣
｢ああ。
じゃあ行くか。｣
｢はーい。｣
召喚室を出て扉を閉めたら自然と鍵が閉まる。
便利だね。
まあ、それから少しして第2研修棟に着いた。
円柱のような形をしていて、建物の外側に階段が着いている。
着いた時対戦してたのはモブとモブ。
｢１回中止ー。
今から加藤と対戦したいやついるか？｣
友ちゃんがそう言うと1人の女が出てきた。
｢はぁーい。｣
この子、私がライドしたのを分からなかった子だ。
青のバッチを付けてるってことはランクBか。
｢貝田か。
じゃあルールを説明する。
魔法神器はあり。
魔法技あり。
殺した奴は退学だ。
いいな？｣
お互い頷く。
｢じゃあこの2人と私以外は全員出ろ。
外から眺めておけ。｣
そう言われて皆は外に出る。
研修棟の外側に階段があり、階段から上の部分はガラスで、階段から下はレンガのような作りになっている。
そのため、階段を登れば外から中を見ることができる。
ガラスだからといって、すぐ割れるわけではない。
普通の強化ガラスの100倍の強度を持っているらしい。
｢お互い少し離れろ。｣
友ちゃんが私たちの間に来て言う。
私たちは3歩程度下がる。
｢位置について。｣
友ちゃんが手を上げる。
｢スタート。｣
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作者名：咲 x他1人 | 作成日時：2016年12月21日 2時
