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私が15になった日の朝。
家の郵便ポストに魔法メディア学園からの招待状が届いてあった。
特に断る必要もなく私はすぐさま魔法メディア学園へ入学した。
流石は魔法メディア学園とだけあって警備も堅いねー。
｢受付何処だろ。
あ、あった。｣
｢すみません。
この魔法メディア学園から招待状が届き入学したいのですが…。｣
｢招待状を見せ下さい。｣
｢はい。 どうぞ。｣
｢拝見します。
加藤咲様ですね。
これをどうぞ。｣
え、これって…。
｢スマホ…ですか？｣
｢はい、これを常に持ち歩いてください。
学校や寮の出入り、証明書の代わり、地図など色々な機能がついていますので寮の部屋に戻ってでも確認しといてください。
もし無くしてしまった場合はこの加藤様のみが使えますこのカードを事務室まで持っていってください。｣
このカード便利だな。
｢分かりました。
私の寮は…。｣
｢1012号室でございます。
ルームメイトは谷地仁花様です。｣
えらい可愛い名前だね。
｢分かりました。｣
｢それでは寮まで加藤様を瞬間移動させますので目をお瞑りください。
10秒経ったら目を開けても大丈夫です。｣
｢はい。｣
私は受付の人の言うとおり目を瞑る。
10秒数え終わると目を開けた。
目の前には1012号室の扉がある。
私はドアをノックした。
谷地仁花？さんがいたらいけないからね。
｢だ、誰でしょうか…。｣
｢あ、私は谷地仁花さんのルームメイトです。｣
｢あ、あなたが加藤咲さんですか？｣
｢はい！｣
｢ど、どうぞ。｣
｢流石は魔法メディア学園だね。
部屋も広い。｣
｢ところで加藤さんは…。｣
｢咲でいいよ。｣
｢咲…ちゃん…は15歳なの？｣
｢ちゃんは付けなくてもいいのに。
うん、そうだよ。｣
私が微笑むと彼女は顔を少し赤くした。
流石は私の容姿だ。
｢じゃあ同い年か。｣
｢ねえ、仁花って呼んでもいいかな？｣
｢も、もちろんだよ！｣
｢そっか。 ありがとう。
じゃあこれから6年間よろしくね、仁花！｣
｢うん、こちらこそ！｣
｢仁花は何かクラブ入るの？｣
｢…まだ決めてないかな…。
咲ちゃんは？｣
｢私は、ミステリー難事件クラブに入るよ。
結構推理するの好きだから。｣
｢咲ちゃんがそこに入るなら私も入ろうかな…。｣
｢そうしなよ。
私も仁花と同じクラブに入りたいし。｣
｢なら私もそこにする！｣
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作者名：咲 x他1人 | 作成日時：2016年12月21日 2時
