新団員はなんでもできてかっこよくてかわいい女の子でした。Part2

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Aside


先生「今日から文化祭に向けて活動するぞー。たしかダンスだったよな？ちゃっちゃと曲決めて練習しないと時間足りなくなるからなー、じゃあ実行委員あとよろしく」


先生はそう言うと椅子に座り


寝た←


俺も眠いのに、俺実行委員だよ…


『はーいじゃあ、なんの曲がいい？』


「はい！私サイレントマ〇ョリティー踊りたい！」

「それ私も思ったー！」

「俺はR.Y.〇.S.E.I.踊りてぇ！」

「えぇー、ちょっと古くなーい？」

「じゃあ防〇少年団とかは？」

「いいじゃーん！」


候補があがるあがるw


もう1人の黒板担当の実行委員の子が困ってオドオドしちゃってるじゃんw


『はいはいみんなストーップ、みんな踊りたい曲がいっぱいある感じだから、候補で上がった曲をくっつけて15分くらいの曲にするってどう？交代で踊ればしんどくないだろうし。見てくれてる人も楽しんでくれるでしょ』


まぁ、演出次第だろうけど…


みんなからは賛成の声。


『じゃあ曲を決めようか、大体10曲くらい』


みんなからたくさんの候補があがる。


あと一曲。でもみんなはもう候補がないようで


「うーん」と首をひねっている


「ねぇ、Aくん何かやりたい曲ないの？」


1人の女子が発した言葉に他の女子達ものっかかる


「そうだよ！Aくんさっきから候補出してないじゃん！」


「なんならAくんのソロでもいいから！」


いいねー！と声を揃える女子達


いや…さすがにソロは…ちょっと…


うーん……あ


『じゃあ、一曲俺が選んでもいいかな？で、真澄くんと2人で踊りたいんだけど…』


女子からは「きゃー！」「やばーい！」と黄色い歓声が。


ちらっと真澄くんを見れば真顔でこちらを見つめていた。


え、その表情はどっち…？


『え、えーっと…』


真澄「なんでもいい」


はい、決定いたしました。


そっぽを向く真澄くん。意外と優しいんだよね。


ありがと






『よーし！みんなで頑張るぞー！』



「「「「「おおー！！！！」」」」」

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