新団員はなんでもできてかっこよくてかわいい女の子でした。Part2 (ページ25)

今日:6 hit、昨日:4 hit、合計:58,584 hit

65 ページ25

それからは実に平和だった

ひなとバザーや3年生たちの屋台で食べ物漁り

咲也くんの所に行けば、いづみさん、シトロンさん、綴さんがいて、りんご飴を食べていた

いづみ「Aくん！さっきのダンスすごかったよ！今度芝居に入れてみようかな…？」

ははは、いづみさんらしいな笑

他のみんなもお疲れ様と言ってくれた

綴「おつかれ」

綴さんの手が頭に乗せられる

頭を撫でてくれたのだ

あれ？ドキドキしない…？

なんでだろう？と考えながら

『ありがとうございます』と笑顔で返しておいた

他の屋台や、有志のバンドコンサートなどを見てまわった

途中で紬さんと丞さんにも出会い

「お疲れ様」と言ってもらえた

みんな見に来てくれたんだなー

最近、こんな学校のイベントに両親が来てくれたことはなかったからなんだか嬉しく感じる

両親が来てくれたのはせいぜい小学校までだった

まぁ今となっては来ようが来まいが気にしない

どうせ、あの人たちは忙しいだろうし

両親のことを思い出し、暗い顔になってしまっていた俺を見てひなが少し寂しそうな顔をしていたことに気づいた

『あ、ひなごめん。次行こっか！』

今は文化祭を楽しむんだ！