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Aside



いつも通りに4人で登校し、


下駄箱で別れ、俺は真澄くんと同じ教室に向かう


扉を開けると女子の黄色い声援が聞こえるのもいつもの恒例になってきた


ひな「Aおはよ。今日顔色悪いね」


『それみんなに言われた…』


そんなに顔色悪く見えるかな…


ひな「あ、そうだ。はい、これ」


ひなが手渡してくれたのは有名な吹奏楽団のコンサートチケット


『わぁぁ!ひなありがとう!』


嬉しさのあまりひなの手をぶんぶんと振る


「あんたも熱心だね、あいつとの夢を叶えたいからいっぱい練習してるんでしょ?」



『……うん…約束だからね』





俺は力弱く笑った。

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作者名:しにょん | 作成日時:2018年4月16日 22時

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