会社の部下 (ページ2)

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o side

懐かしい夢を見た。
幼き頃の記憶。
昔から一緒にいた、相葉雅紀、二宮和也、松本潤と両親と夏祭りに行った時だ。
近くの神社の小さな祭りだったけどみんなでテンション上がっちゃって両親とはぐれてしまった時だ。

a「うわぁーん、おとうさーん、おかーさーん。」

ｎ「そんなに泣かないでください。」

m「和だって泣きそうじゃん」

「そうゆう潤だって」

つまりは皆泣きそうになっていた。
そんな時

ガサガサ

ビクッ

音が聞こえてみんなで固まったんだ。

？「どうしたんだこんなところで？」

？「迷子？」

赤い浴衣を着た男の子達にあった。

？「ここ、意外と広いからな迷ったの？」

なんとかみんなで頷く。

？「そしたら僕らが祭りの所まで案内してやるよ」

そういうと2人の男の子は少し歩きついてこいというようにちらっと俺らを見た。
俺らは慌ててついて行った。
しかし、俺は気になるものを見つけて途中で逸れたんだ。
1番後ろにいたから誰も気づかないで行ってしまった。
それに気付くのが遅かった俺は置いていかれたと思って大泣きをしたんだ。

「う、うわぁぁぁん、ここ、どこーー、うわぁぁぁん」

？「こんなところにいたのか！」

その時、さっきの男の子が1人戻って来てくれたんだ。

？「何ではぐれんだよ！ほら、また、迷子にならないように手繋ぐぞ」

そういうと俺の手を掴みずんずんと歩いていった。
握られた手は暖かかった。

？「翔！何してたんだよ！」

？「ごめん！1人どん臭すぎて置いて行かれてたやつがいたから。」

「俺はドン臭くないやい！」

？「そんなことより、ほら、着いたぞ」

？「ここを真っ直ぐ行けば祭りのところに行けるから、僕らはここでお別れね。他の子達はもう行っちゃったよ」

そういうと2人は元の道を帰って行った。
言われた通り、真っ直ぐ行くと見慣れた顔が…

m「ちょっと遅いだろ！」

ｎ「何で後ろから着いて来てないんですか！」

a「あれ？そういえばあの子たちは？」

「遅くなってごめん、あの子たちは来た道を帰って行ったよ」

a「名前聞きたかったな…お礼言ってないのにな…」

m「確かに」

「でも、1人はしょうって呼ばれてたよ」

？「おや？翔とあゆみをしているのかい？」

近くのおばあさんが話をかけて来た。

ｎ「いえ、道案内してもらったんです。」

？「そうかい、珍しいねあゆむも外に出てるなんて、あゆむはめったに外に出ないのに。」

続きを聞こうとしたが親に呼ばれ聞けなかった。