怪我 3 ページ6
o「てか、家ではいつもこんな感じなの？」
「そうですね、ほぼ喧嘩してますね…」
m「マジか」
「はい」
o「と言うよりさニノさ」
ばたばたばたばた
ドンドンッ
m「なんだ！」
ガラッ！
a「しょーーーーーちゃーーん！！」
ドアが開き相葉さんが飛び込んできた。
ドンッ
s「うっ」
相葉さんが勢いよくあいつに抱きついた。
a「翔ちゃん、大丈夫？心配したんだよ！」
s「大丈夫だから落ち着け！」
その時用件を聞いていなかったことを思い出す
「そういえば潤くん、私に何か用があったんじゃないですか？」
m「そうそう、櫻井が体育の時間足捻ったみたいで腫れてたから一応病院にって思ったんだよ」
やっと本題にはいれたと小声で言われた。
「私たちが喧嘩したのが原因ですよね(笑)すみません(笑)」
m「謝る気ないだろ」
「いえいえ、ありますよ」
m「目と口が笑ってんだよ！」
俺とした事が笑
「まぁ、とりあえず」
潤くんからあいつに向き合った。
「おい、一緒に帰るぞ、今日だけ俺の車に乗せっててやる」
s「頼んでねぇよ」
相葉さんはポカーンと俺を見ていた。が、次の瞬間意識が戻ったみたいだった。あいつの叫び声で笑
s「いててててて！」
a「え？なに？！」
相葉さんが混乱するのも当然だ。
俺が笑顔であいつの頭を掴み力を入れたんだから。
s「マジで、今日何回暴力振るうつもりだよ！暴力教師！いてて」
「お前がいい子にしてれば俺もこんなことせずに済む話だろ？」
m「まあまあ、その辺にしといて、あとは帰ってからやれ」
「そうですね、分かりました。では私たちはこの辺で失礼します。」
a「待って！俺だけ？ついていけてないの！なんでニノちゃんは翔ちゃんにタメ口なの！？」
s「俺らが義兄弟だから…というよりニノちゃんって笑」
a「義兄弟！！！？ニノちゃんいいでしょ？可愛くて」
s「和は可愛くねぇだろ笑悪魔だ悪魔」
久しぶりに呼ばれた名前にドキッとする。
あまりお互いに名前を呼ばない。翔はゲーマー野郎やお前が主だし俺はクソガキかあいつが主だ。
「ふぅ、翔、早く準備しろ」
すると、驚いたように目を見開きわざとらしく身震いした。
s「なんか、気持ち悪！！滅多に呼ばない癖に！気持ち悪！！」
2回言った？2回言った？？
こいつとは本気で殺りあわ…失礼
話し合わないといけないらしい。
説教という名の話し合いを…
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作者名：dccat96love | 作成日時：2021年2月16日 14時
