storm 2 ページ35
s side
『stormへようこそ！』
その言葉を聞いて改めて歓迎されていることに気がついた。
あぁやっぱりいいな…
あったかい場所だな…
かける「ほら、翔ちゃん！こっち座って！」
かけるちゃんに手を引かれソファーに座る。
かける「まずは自己紹介からだよね！僕は森林かける！24歳でーす！」
ママ「私は中口海人です！ここではママって呼ばれてるからそう呼んでね♡」
m「え！？2人とも男の人！？」
かける「そーだよ！ゲイバーだからね！」
o「女の人かと思った」
ママ「やだー、嬉しいありがとうね♡」
ｎ「とりあえず、我々も自己紹介しますか？」
o「俺からな。俺は大野智。27歳。好きなように呼んで」
かける「うーん、大ちゃん！…って呼んでもいい？」
o「いいぞ！」
かける「やったー！」
m「次は俺か松本潤。24歳だ。皆から松潤って呼ばれてる」
ママ「松潤…潤ちゃん！潤ちゃんでもいいかしら？」
m「じゅ、潤ちゃん！？…べ、別にいい…けど…」
o「照れるなよ、潤ちゃん。」
m「うっさい！お前は呼ぶな！」
ｎ「次は私ですかね…二宮和也です。24です。ニノって呼ばれてます。」
かける「翔ちゃんの家族の人！僕と同じ歳なんだ！よろしくね！ニノちゃん！」
ｎ「よろしくお願いします。」
俺はした方がいいのかどうしようかと思っていると視線を感じた。その方向へ目を向けると優しい笑顔を浮かべている2人と目が合った。
「…櫻井翔。17歳。よろしくお願いします。」
かける「こちらこそよろしくね！翔ちゃん！」
ママ「さて、自己紹介も済んだことだし…飲みましょ！」
かける「翔ちゃんはジュースね！」
かけるちゃんはそういうとジュースを俺に渡してくれた。
「うん、ありがとう。」
かける「いいえ、どういたしまして」
かけるちゃんは俺の隣に座った。ふわふわしてて可愛い感じの男の子だ。本当に普通の女の子にしか見えない。しかもめっちゃカワイイ系の。
o「かけるちゃん？でいいのかな？」
かける「うん！」
o「かけるちゃんはどうしてゲイ・バーで働こうと思ったの？いや、言えなかったらいいけど…」
かける「別に大丈夫だよ！うーん、元々女の子が好きだったんだけど…ある時男の子に告白されてね最初はなんとも思ってなかったんだけど…だんだん意識し始めて気がついたら女の子もより男の子の方がいいなって思い始めたの！で、ついでだから女装もしてみようと思ったらこれがハマっちゃったんだ！人生何が起こるか分からないね！」
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作者名：dccat96love | 作成日時：2021年2月16日 14時
