連れてこられた店 ページ16
s side
お兄さん？に強引に連れてこられた店は
「storm?」
？「そう！ここ僕が働いてる店！」
僕って事はやっぱりお兄さんか…
カランカラン
？「いらっ…あっ！かけるちゃん！どこ行ってたの？急に店を出ていくからびっくり…誰？このお兄さんは？」
どうやらかけるって言う名前らしい。
かける「ママごめーん！窓から見えたこのお兄さんの事なんか気になっちゃって…気付いたら店飛び出して捕まえちゃった☆」
明るい子なんだな…ここってもしかしてゲイバーってやつですか…？
かける「そういえば、名前聞いてなかったよね？お名前は？」
「お、俺は櫻井…翔」
かける「翔…翔くん！いや、翔ちゃんの方がいいよね！」
「どっちでも…」
この子可愛い顔してるよな…
？「かけるちゃん、翔ちゃん困ってるでしょ！私はここのママをやってます。中口海人です！ママって呼んでね☆」
やっぱり男の人…綺麗な顔してるな。
かける「はいはーい、そして僕が森林かける！よろしくね！翔ちゃん！」
「よろしくお願いします…」
ママ「翔ちゃん緊張してる？もっとフレンドリーで大丈夫よ！ここに来るお客さんも皆フレンドリーな方ばかりだし！」
かける「ねぇねぇ、翔ちゃんは何であそこにいたの？なんか機嫌悪そうだったけど！」
「それは、ちょっと家族と喧嘩しちゃって」
ママ「こら、テンション下がるようなこと聞かないの！今は喧嘩の事を忘れて楽しみなさい！家に帰ったら謝ればいいんだから」
「べ、別に俺悪いことしてないし…」
ママ「本当に？なんか後悔してますって顔に書いてあるけど？」
「うそ！？」
ママ「ﾌﾌｯ図星見たいね。大丈夫よ。絶対、仲直りできるから！」
かける「そーだよ！今日ははっちゃけちゃおーうよ！」
ママ「翔ちゃんは…まだ学生ぽいからジュースよね？」
「何で…分かったんですか？」
かける「え！？まだ、学生なの？年下だとは思ってたけど！学生だったとは！僕はね！24歳だよ！」
ゲーマーと同じ歳…
ママ「長年色んな人を見てきたからかな？何となくだけど分かるの。大人ぽいけどまだ幼さが残っている感じしたからね」
それから2人と色々な話をしたかなり楽しかった。
あいつのことも頭から抜けていた。
まさかあんな目に合うなんて…
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作者名：dccat96love | 作成日時：2021年2月16日 14時
