コロシアイゲーム 2

。 ページ9

そらるside


96猫に呼ばれて一応氷嚢を持ってきたけど大丈夫そうかな…。
てか、何で俺なんだ？歌詞太郎でもいいんじゃ無いのか…？


そ｢A頭は痛いの治った？？｣


9｢治ったぽいけど…さっきから…｣


96猫がちょっと困った様に言葉を詰まらせた。


そ｢で…何があったの…？？｣


Aの目線に合わせてしゃがむ。
すると、Aは切羽詰まった顔で


貴｢そらるさんは…まふの事覚えてますか…？？｣


まふ…まふ…か…
どこかで聞いたような…
うーん…どこでだっけ？？
分からなくなってAに聞いた。


そ｢ん…で、そのまふってどんな人？？｣


Aの顔が絶望に染まる。
何でそんな顔をするんだ…
俺じゃ…分からないよ…
Aの事助けたいけど…


そ｢あっ…歌詞太郎にも連絡していい？？｣


訳が分からなくなって歌詞太郎に助けを求めるため電話を掛けた。


…
夢主side


そらるさんなら覚える筈なのに…
なんで！！なんで！！
どうしてまふを忘れるの！？
仲間なのに！！


貴｢なんで…皆…覚えてないの…｣


96ちゃんとそらるさんが申し訳なさそうに俯く。
別に責めてるわけじゃない…


暫く沈黙が流れた後歌詞さんが入ってきた。


歌｢どうした？？ってAさん…頭痛いの平気？？｣


貴｢頭は大丈夫ですけど…歌詞さんはまふって覚えてますか…？？｣


歌｢まふ…誰かな…僕じゃ分からない…。｣


その返答に更に谷底へ突き落とされる。


歌｢夢でも…見たんだよ…｣


貴｢違うよ…違うよ！違うよ！！まふはっ！！まふは！！｣


9｢でもっ！！いないじゃん！！Aちゃん…落ち着いてよ…｣


貴｢落ち着けないよ！！！！いるから！！！！忘れちゃいけないから！！忘れられないから！！｣


9｢でも＿＿＿＿


そ｢いるんじゃない？？そのまふって人。｣


歌｢いるはずだよ…だってAさんがいるって言ってるから…｣


9｢えっ…そうだね…ごめんね…Aちゃん｣


貴｢えっ…信じてくれるの…？？｣


そ｢まぁね…嘘付くような子じゃ無いの知ってるし…｣


一縷の望みが出来た気がします。


ーーー

武道館楽しかったです！！
本当お2人が尊くて忘れられない思い出になりました！！

。→←。

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