コロシアイゲーム 2

消えゆく。 ページ3

夢主side

さっきの夢は…？
とう言うか夢なのか…？

貴｢あー…頭痛くなってきた…｣

普段馬鹿だから使わない頭をフル回転させたせいで頭が痛くなってきた。

薬を探しながら先程目に止まった写真に手を伸ばす

貴｢この写真…最初sou君ときた時撮ったやつだよね。｣

写っているのは
そらるさん、歌詞さん、坂田さん、うらたさん、天月さん、luzさん、sou君、私…そして

この人は…夢に出てきた様な少年が写っていた。

貴｢なんでこの写真に写っているの？｣

訳が分からず呟く。

ふっと…頭の中に声が響く。

"A…助けてっ！"

いきなりの事でビックリして尻餅をつく。

貴｢なんでっ！私の名前をっ！？｣

問いかけるが返事はない。
ねぇ…思い出せそうなのに…。

更に頭痛が酷くなり頭を抱え倒れ込んだ。


…

黒く薄暗い部屋に置かれた簡素なベッドに座る
白髪の少年

その手には手錠がかけられ動ける様な状態では無かった。
ガチャガチャと手錠を動かすが外れる気配はない。

少年は思う。
能力で切り裂く事が出来るけど、切り裂いた所で此処はどこか分からないし
きっと沢山の敵がいるだろう。勝てるわけがない

｢あー…なんでこうなったのか…｣

少年は昨日のことを思い出す。



…


1人洗面台で顔を洗いながらぼーっとしていた。

さっきの足音は…？
嫌な予感がする。その予感は的中した。

Aの叫び声が聞こえた…。
敵襲！？と思い影からそっと覗く。

しかし突然後ろから目隠しと口を塞がれそのままどこかに連れ去られてしまった。


気がつくと黒い部屋にいて

手枷、足枷、首枷、口枷が付けられていた。

身動き一つできない。
しかし耳は塞がってなかった為音が聞こえてきた。

コツコツ…と足音が…

この足音…さっきも聞いた…。
そう｡自分の基地で…。

扉が開く音がして無駄だと分かっていても身構える

そして入ってきた奴はこう言った。

？｢Welcome to Hell.(ようこそ、地獄へ)｣


その声は自分を軽蔑する様な声だった。


ーーー

あずきです！！

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