コロシアイゲーム【歌い手】 (ページ29)

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気持ちの在処ページ29

初まふまふside

貴｢まふ！！かき氷食べに行くよ！！｣

そう言って急に手を取られる。

ま｢へ！？あっちょ待って！？｣

だけど、Aは待ってくれなかった。
ちょっと顔を赤く染めたまま歩いている。
さっき天月君にやられたからだ…。
少しだけモヤモヤする。初めての感情。
これはなんだろう。自分に問いかける。

悲しみ？怒り？喜び？
…分からないや…。でも、今はこのままでいたい。

この感情の名前を知るのはもうちょっと先の話。

～～～
夢主side

あー…さっきのが頭から離れない。
かき氷を食べて忘れよう。うん。私食べたら忘れるタイプだから←

歌｢何味にする～？まふくん。Aさん！｣

貴｢何味とかあるんですか？｣

歌詞さんに問う。

歌｢あるよ～…えっとね。苺、メロン、葡萄、レモン、ブルーハワイ…後残り少ないけどみぞれかな…｣

ま｢先週より増えてません？｣

まふが訝しげに聞く。
なんでそんな感じで聞くのだろうか。
そして歌詞さんめっちゃ焦ってる。

貴｢え？増えちゃダメなの？｣

歌｢僕無駄使いしちゃうから…買うな～って言われたんだけど…つい…｣

えへへ…と笑う歌詞さんにまふまふが仕方ないなぁ…みたいな顔をする。

ま｢で…Aは何にするの？僕みぞれで。｣

貴｢え？みぞれ…ぁー…じゃあ葡萄で…｣

みぞれ食べたかったけど…先に言われちった。
まぁいっか…またいつか食べれるでしょ。

歌｢はいっ！ちゃんと座って食べるんだよ～｣

貴｢言われなくても分かってますよ～！お母さんみたいですよw｣

歌｢うーんwお母さんじゃ無くてお父さんがいい！w｣

ちょっと笑いながら歌詞さんがいう。

貴｢えー…じゃあお父さん。｣

仕方なくお父さんと呼ぶすると歌詞さんが満足そうに頷いて

歌｢何かあったらお父さんに言うんだよ！｣

と言ってきた。歌詞さんお父さんだったら頼りがいあるだろうな～と思いつつ頷いて近くにあった椅子に座った。

青空が綺麗だなぁ…と思って空を見上げていると肩を叩かれた。

貴｢なんですかぁ？今そら…みて…た…｣

ま｢あげる。｣

すっと顔の前に差し出されたそれを見る。
それはみぞれのかき氷だった。

ーーー

ふあああ！！逆ハーですよ！！
どうしましょう！！ラノベ！！ラノベ！！ラノベ頑張る(Shut Up!!)

うわあああ！！
2万hitありがとうございます！！！