別にきーみを求めてないけど ページ3
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次期ゲスブロッカーとも呼ばれる川西太一は来て早々体育館の中をうろうろしている。
「太一、どうしたん?来て早々」
「隼人s……山形s……山形さん達はまだ来てないの?」
「ッ?!?!」
(いや、今下の名前で呼ぼうとしたよね?多分山形さん限定だけで言うと私に何かバレると思ってあえて山形さん「達」って言ったんだよね?分かるよー分かるよー恋人がいなかったら少し寂しいよね。うんうん。)
「あー天童さんと牛島さんはもう来てるよ多分準備室の方かな……?……山形さんはまだ来てないよ」
「別に、山形さんが来てるか聞いてるんじゃないし、山形さん「達」が来てるか聞いただけだし……。」
(へぇー太一ってこんな面もお持ちなのね。面白いじゃん。)
Aは少しドSなのかもしれない。
すると次々に他の部員たちが体育館へ到着してきた。皆最初のロードワークのためにアップをとったり、雑談をしている。
山形さんも無事体育館へ到着し、太一と何の会話をしているのかまでは分からないが楽しそうに話している。
(……尊いわぁ)
「ちょっと瀬見さん!アンタのせいですよ!」
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れいな - 凪佐ちゃんの後輩になりたいと思いました! (2022年7月31日 15時) (レス) id: be0b1c96e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ブルーナ | 作成日時:2020年9月28日 3時