考え事29 ページ30
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「ちょっと話したいことがある。
……依頼の内容についてじゃ…」
そう言ってタズナさんは
話し始めた。
要約すると、ガトーという人に
命を狙われているということだ。
任務を頼むにもお金がなく、
ウソをついて頼んだということらしい。
そしてこの人には10歳になるお孫さんが
いるらしく、それをダシにしてきた。
とんでもねー人だなオイ。
ま、事情が事情だし仕方ないけれど。
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「すごい霧ね、前が見えない!」
「そろそろ橋が見える。その橋沿いに行くと波の国がある」
少し進むと、霧で隠れていても
偉大さが伝わる橋が見えた。
「うひょう!でけ____いひゃい!!」
『静かに』
何のために手こぎ……と思わず呆れつつ
ナルトの頬を軽く引っ張る。
「もうすぐ国に着くぞ。
タズナ…どうやらここまでは気付かれてないようだが……」
「…念のためマングローブのある街水道を隠れながら陸を通るルートを通る」
「すまん」
薄暗いトンネルを通り抜けると
ベネチアのような光景が広がった。
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自由人(プロフ) - とてもおもしろく読ませてもらっていマス!!無理せず頑張って下さい!!楽しみにしています!! (8月16日 1時) (レス) id: b34eb76dce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カワラノ | 作成日時:2023年8月8日 15時