隠し事22 ページ23
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「任務中殉職した英雄達だ」
「!!!」
意味を少しずつ理解したのか、
苦虫を噛み潰したような顔をした。
「これは慰霊碑。
この中にはオレの親友の名も刻まれている……」
途端に先生は厳しいのではなく
優しいということに気付く。
「…お前ら…!
最後にもう一度だけチャンスをやる。
ただし、昼からはもっと過酷なスズ取り合戦だ!」
「挑戦したい奴だけ弁当を食え。
ただし、ナルトには食わせるな」
「え?」
「ルールを破って一人昼飯を食おうとしたバツだ。
もし食わせたりしたらそいつをその時点で試験失格にする」
「ここではオレがルールだ。分かったな」
それだけ言うとザッとどこかへ行ってしまった。
「へっ!
オレってば別にめしなんか食わなくたってへーきだっ…」
途端にお腹がなる。
説得力……
箸を手に食べようとするが、
先程の先生の言葉を思い出す。
詰めが甘い、かァ…
これも試験だとしたら、
お弁当食べさせるな、というのは罠だ。
となると、することは一つと思った途端、
ナルトのお腹がなり、思わず笑いそうになるのをこらえる。
『バレなきゃ大丈夫だし、食べちゃえ』
「!?」
箸をナルトの口に差し出すと
驚いた表情をする。
すると、うちはさんが
ナルトにお弁当を差し出す。
「ホラよ」
「!!」
「!!!」
ジーン…と感動していると
春野さんが人一倍驚いた反応をする。
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自由人(プロフ) - とてもおもしろく読ませてもらっていマス!!無理せず頑張って下さい!!楽しみにしています!! (8月16日 1時) (レス) id: b34eb76dce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カワラノ | 作成日時:2023年8月8日 15時