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第三十五話 ページ35
まふまふ『…………Aちゃん……』
まふまふは、悲しさで唇を噛み締めながら下を向いていた。
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何時間たったのだろうか、坂田が病室からでてきた。
坂田『まふ。 』
その様子は、どこか落ち着いていた。
まふまふ『さかたん……Aちゃんは……』
坂田『今のところは大丈夫や…』
まふまふ『よかった………』
坂田『ただ、あいつが死ぬのは、時間の問題だってさ…』
坂田は下を向く。
まふまふ『…………………そっか』
坂田『俺が、ずっと。ついておってやりたいんやけど……A……ほんまごめんな……』
坂田は、そう呟いていた。
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作者名：狐珀 | 作者ホームページ：http://Sakata1205@docomo.ne.jp
作成日時：2018年7月7日 14時
