今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:2,728 hit
小|中|大
第十九話 あなたside ページ19
坂田は準備を済ませ、
坂田『ほな行ってくるわ〜(^_^)/〜〜』
と、出ていった。
『うん!気ぃ付けてな! 』
家に1人になった私は、ソファに腰掛け、大きなため息を付く。
『はぁぁあ〜…………』
実は昨日が私の人生初の外出だった。
生まれてからずっと、私は病室で育ってきた。
外の世界に出れることをずっと夢見てきた。
外で楽しそうにはしゃぐ同じくらいの歳の子たちを見てると、ホントに羨ましくて……
どうして私なんだろうなって、思ってた。
どうして私がこんな目にって……
あの子達が私の立場になればいいのに…
なんて、酷いことも考えてたりしてたんだ……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:狐珀 | 作者ホームページ:http://Sakata1205@docomo.ne.jp
作成日時:2018年7月7日 14時