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��仕事終ったら��ってことは、体調は大丈夫ということだよね、ヨカッタ…
と、彼からの返信にとりあえず安堵しつつも、
「どうしよう…また電話してくれても、出られないし…」
次の問題に頭を抱える。
「意味分かんない嘘付いてないで、正直に説明すればいいだけでしょ。」
そんなあたしに、妹のマキは呆れ顔で正論を言うが、それができないからこんな事になっているのだ。
そりゃあ、キミには多大な迷惑を掛けてしまっているけれど、大事な姉の緊急事態だぞ！
ピピッ、とタイミングよく小さく響いた電子音に話をすり替えるきっかけを貰い、
「…て言うか、カラダ痛いよぉ…(泣)」
「…でしょうね、38.8度。
下がらないねぇ。」
脇の下から取り出した体温計を半泣きで渡せば、
それを受け取ったマキは、マスクの中で溜息をついているようだ。
「お姉ちゃん、予防接種受けなかったの？」
「ちゃんと受けたよぉ…受けたのに…」
「はいはい、泣かないの。
じゃあ、あたしもう行くけど、なんかあったらすぐ連絡してよ？
ウイダーとかレトルトのお粥買っておいたから食べられそうなの食べて。
ポカリは常温でいいでしょ？とりあえず二本、ここに置いとくから、ちゃんと飲むんだよ！
着替えとタオルもここに置いとくから、汗かいたら着替えなよ？」
「何から何まで、ありがとぉ…」
テキパキとあたしに指示を出してから、
「じゃあまた明日様子見に来るからね。」
颯爽と出て行った妹の後ろ姿をボヤけた視界で見送りながら、
ーーあぁ、優しくて面倒見のいい妹を持っていて本当によかった…
と心底感謝した。
異変を感じたのは、昨日のお昼前。
彼を送り出した後、いつの間にかソファーでうたた寝をしてしまい、
目が覚めた時に、最初の違和感を感じた。
体が重い…
頭がボーッとする…
寝起きのせいかな、と誤魔化そうとしたものの、１時間もしないうちに寒気と頭痛も追加され、
熱を測ると37.9度。
頭に浮かんだのは前日にインフルエンザだと休みの連絡を入れてきた同僚の顔。
(隣の席だし、昼食も一緒に食べたし、多分そうだよね…)
おそらく自分もインフルエンザだろうと潔く判断した。
仕事の予定が幾つか頭をよぎったが、まあそんなものは何とでもなる。
それが会社組織というものだ。
いや、そんな事よりも、とあたしは焦った。
世の中には簡単には代わりきかない人間がいる。
彼は、そういう人間なのだ。
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まめまめた(プロフ) - 渡璃凛さん» 渡璃凛さん☆はじめまして！コメントありがとうございます！文才なんて恐れ多いっ( ；´Д｀)誤字脱字だらけののろのろ更新ですが、引き続きよろしくお願いします(^^) (2020年9月9日 13時) (
レス) id: a925dd1186 (このIDを非表示/違反報告)
渡璃凛(プロフ) - 初めまして！更新めっちゃ嬉しいです！その文才本当にリスペクトしております、、！更新頑張ってください！！ (2020年9月5日 14時) (レス) id: d9624783f4 (このIDを非表示/違反報告)
まめまめた(プロフ) - ブルームーンさん» ブルームーンさん☆パワーワード笑確かに！笑 (2020年7月13日 12時) (レス) id: a925dd1186 (このIDを非表示/違反報告)
ブルームーン(プロフ) - こんにちはm(_ _)m「章ちゃんの相方ちゃん」…なんてパワーワード…呼ばれたい…(ストーリーの主旨と離れててすみません) (2020年7月5日 22時) (レス) id: a475b78d7e (このIDを非表示/違反報告)
まめまめた(プロフ) - あーばるさん» あーばるさん☆コメントありがとうございます！他の作品も読んでいただいているとは、有り難し( ´∀｀)今のところ丸山さん出番少ないですが、ここから出番が増えますので、お楽しみいただけるようがんばります！ (2020年7月5日 19時) (レス) id: a925dd1186 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめまめた
| 作成日時：2020年1月28日 14時
